はいこんにちは。


受験の方のブログの記事を読んでいてふと思い出した昔のこと。

懐かしいので記しておこう。


いつもの元サピ信者のひとりごとですよ。



そう、あれは。


息子が小4の頃。


担任の先生は厳しめ女の先生。A先生とする


面談でA先生の方から息子は受験をするのか聞いてこられた。


その当時の私、まだどうなるかわからないものの、一応SAPIXに通っており受験希望の旨を伝える。

こんなこと言っていいのかと内心はビクビクしていたのだが。


するとまさかの大いに賛成してくれたのだ。娘さんがいるらしくおそらく中受経験者


息子は受験に向いているとさえ言ってくれた。


その後4年生の1年間、学校でもことあるごとに息子の肯定感をあげてくれて、繊細だっだ息子は少しずつ自分の道を見つけることができた。

感謝しかない。


そしてそんな4年生のある冬の日。

一人のお兄さんがクラスにやってきたそうだ。

図書委員会の委員長、6年生Bくん。

A先生は図書委員の先生だったので、Bくんと何か話をしていたそうだが、その時息子を呼んで


先生 Kくん、BくんはねKくんと同じサピックスに通っていて、来年受験をするんだよ。


穏やかで優しい感じの6年生のサピ先輩ニキBくん。息子はBくんとその場で少し話をしたらしい。


Bくんから言われたこと


①勉強頑張ってください。

②一つだけ僕がいえることはKくんもテストをこれから受けると思うけれど、6年生で受ける模試の結果が悪くても、行きたい学校を諦めないでください。僕も模試の結果はよくないけれど絶対諦めないです。



と言ってくれた。

間にいたA先生はニコニコしながら


A先生 Bくんは勉強のしすぎで夏休み明けになんかちょっとおかしくなっていたんでしょ?


Bくん あ、はい。夏休み頃に勉強しすぎて9月は変でした。


と息子は聞いたそうだ。

どう変だったのかは息子にはわからなかったようで不明。そこ知りたかった。


息子はその時まだ小4。

帰宅後私にその話をしてくれて。


へー!すごいねー。


と親子とも呑気に話をしていた。6年生の夏休みがどれほど過酷で冬がどういう時期なのかも全く知らない私たち。


そして年が明けて次の年の3月。


5年生の進級前にA先生から、B君は無事第一希望の素晴らしい名門校に進学が決まったよと教えてくれたそうだ。


Bくんすごい!

SAPIXすごい!


こうしてサピ信者の土台ができていくのであった。


その2年後。


模試でドボンだった時もサピニキBくんの言う通り、行きたいところは諦めずに頑張ることができた。


ちなみに5年、6年と担任が変わっても学校で先生とすれ違うたびにA先生は気さくに息子に


元気?頑張ってる!


と声をかけて下さったようだ。


そして。受験も終わり。

息子の卒業式。


校庭での在校生、先生のお見送りの時。

A先生が私たち家族のもとに来てくださった。


先生  合格おめでとうございます。Kくんは素晴らしい生徒でした!お母さんも大変でしたね。本当におめでとうございます。これからも頑張ってくださいね!


我が事のように喜んでくださり先生と二人、思わず見つめあって目頭が熱くなった


4年、5年、6年。

息子はよい先生に恵まれたなー。


面倒で繊細な息子を肯定してくれた。

勉強だけでなく、気の合う仲間や面白い友達との出会いもあった。


受験する人が少ない地域の中で何も知らない小4でのサピニキとの出会いは今となっては貴重な出会いだったと思う。


あの時、2学年差だった先輩。今はもう中3。中高一貫校できっと充実した学校生活を送っていることだろう。


そんなことを思いながら。

ベッドで寝込む息子を見る。


悲報。

息子は昨日、本日と高熱で休んでいます。インフルコロナともに陰性。

学校では体調不良の嵐が吹き荒れているらしく嵐に巻き込まれ早速皆勤賞は終了の現場からは以上です。