冥王星について、時々思い出したように検索するんですが。
昨日はこちらのZepherさんの考察を興味深く拝読しました。
面白いなと思ったのは、ギリシア神話との読み解きでは、神話が外惑星から始まること。
それと。冥界の神となったプルートが、その後、メジャーとなった地上の神々の輪からは除け者になっていることと、冥王星が近年惑星から外されたことがちょうどそっくりなこと。
ちなみに、
ガイア-ウラノス(天王星)から生まれた巨人族クロノス(土星)がウラノスを殺した時にその身体の一部からヴィーナス(金星)が生まれ。
そしてクロノスの6番目の息子のゼウス(木星)が生まれ、父が飲み込んだ兄弟たちを吐き出させた。
兄弟は、ヘラ(家庭)、ヘスティア(竈)、デメテル(農業/乙女座)の三人姉妹と、長兄ハデス(冥王星)、次兄ポセイドン(海王星)、ゼウスの三人兄弟。
彼らが力を合わせて巨人族に打ち勝って、この世界を支配することとなる。
ていうか、ゼウス基準で見ると、木星と冥王星と海王星が兄弟で、土星が父親で、金星は叔母で、天王星が祖父??
祖母のガイアは地球かと思ったけど、どうも違う。
うーむ。。
つい、惑星を重ねると訳わかめ…。。
そこは、18世紀に天王星が見つかってその名を与えられたことを考えれば、全般的に完全後付けで、神話と惑星の関係性は薄いと考えるべきでしょうかね。
しかしトランスサタニアンは明らかに関係薄しでも、地球から目視出来る金星、火星、水星とか、ちょっと見えづらいけど早くから認識されてたはずの木星土星は、もうちょっと神話と惑星の性質が絡んでても良さげなんじゃないかと思うんですけど。。
どうなんでしょう?あんましよくわからない。。
それにしても、主神ゼウスの男兄弟が海と冥界で。
対する姉妹が農業、家庭、かまどって、なんか落差が大き過ぎませんか。
それだけ当時の人々の暮らしに農業が大切だったのでしょうけども。
で、農業の神デメテルは、娘ペルセポネーがハデスに拉致された挙句、一年のうち3〜4ヶ月を冥界で過ごさなければならなくなったことを嘆き、うちに籠るようになったせいで、その期間は農作物が育たなくなったのだとか。
(ちなみに父クロノスも農耕の神らしい)
ちなみにデメテル、姉のヘラとともに兄弟なのに奥さんにされちゃってる。。ええ…近親なんちゃらです。。で、旦那のゼウスのことは嫌いらしい。
デメテルは乙女座。。
インド占星術と混ぜこぜにしちゃうけど、乙女座にとって木星は機能的凶星。。
ふーむ。。
あれ、いつの間にか冥王星から話が変わってる。。