【遊山】=
野や山に遊びに行くこと
むかし、子供たちは 「遊山箱」にお菓子やお弁当を詰めて
野山に遊びに出かけた
・・・そんな徳島の伝統文化を蘇らせた
大人の遊山列車
『四国まんなか千年ものがたり』に乗ってきました
【土讃線】 徳島県・大歩危駅から～香川県・多度津駅まで
高知
愛媛
香川
徳島
４県の交わる県境付近
四国の真ん中を
千年の歴史に思いを馳せながら走る観光列車
食事をしたり、景色を眺めながらの３時間
刻一刻と変わる美しい車窓に釘づけになりながらも・・
こちらを開けるのもワクワク
大人の遊山箱
地元の食材中心の日本料理
（ものすごく美味しかったデス
）
妖怪・こなきじじぃが駅長を勤める駅（！）では、
人間の駅長さんと２ショットでお見送りしてくれたり..
途中駅での停車Timeには・・
電車を降りて
あれこれ地元の産物のお楽しみも
こちらは「妖怪タヌキの里」伝説の阿波川口駅
駅舎自体が、「汽車に化けた狸」、でした
笑
終点が近づいてきたころに 途中休憩した駅舎では
乗客専用のラウンジがあり、
スイーツのサービスも
途中、通過する駅や、その周辺の地元の方たちが
いっぱい手を振ってくれるので、
乗客も電車から手を振り返して・・
たくさんの一期一会を体験したり♡
・・そんな、楽しかった遊山列車での旅が終わりを迎える頃、
窓の外は雨模様に・・・。
（崩れると言われていたお天気、よくここまでもってくれました(;´∀｀)）
・・どうにも（個人的に）気になっていた４県の県境、そして、剣山の周辺。。
限られた時間の中で、うまく組み込めないか・・と探っていた時に
見つけたこの観光列車。
特に吉野川の渓谷の辺りなど、
この列車だと、途中下車出来たり、ゆっくり走ってくれたりして・・・
そういう意味でも私にとっては、すごくラッキーな列車でした☆
この観光列車。（運航は週末のみ）
今年からスタートしたばかりということもあって、
普段はなかなか予約も取れないらしいですが。。
（今回はシーズンオフだったせいか、
かなり近いお日にちでも席をGet出来ましたが）
全行程３時間で、お値段もお手頃。
（バースデーキップなど、鉄道の特典切符を上手く利用すると、
食事代をプラスするだけで乗れちゃいます(^_-)-☆）
四国旅行の際には、ぜひ、早めに検討して（予約して）
吉野川の美しい渓谷など、
堪能されてみてください
（私も また乗りたい！）
byさなえ
おまけ写真
この観光列車に乗る為の集合は、徳島県の大歩危駅。
（反対方向から出発する便は、香川県の多度津駅がスタートになりますが）
電車の本数の都合もあり、少し早めに大歩危駅に着いてしまったので
駅舎内の休憩所で待とうとしたところ、
「まだ時間があるから・・」と、駅長さんに勧められ、
少し歩いたところにあるお店までお茶を飲みに行きました。
駅前の様子
坂道を少し登ったところにあるスーパーマーケット？
確かに、、駅長さんに言われた通り、
そこにはお茶や軽食が出来るコーナーがありました。
（いや、待って！それより「妖怪法螺吹き隊本部」って・・
）
コーヒー １００円 
同じように駅長さんに勧められてきた人たちが次々と来店して
店内は賑やかに( *´艸｀)
こんな風に石臼で挽いてくれた地元のお茶は無料でサービス。
そして、有志の方が作ったという
この近辺の５つの山に関するチラシも配られて
興味深い伝え話しがいろいろ書いてありました
説明をしてくれた女性によると、
この辺り一帯は「剣山国定公園」の中だと。。
（そうなんだ～
）
不思議な伝説が伝わる四国の剣山。
・・どんな秘密が隠されているのか、、、
・・どんなに重要な山なのか、、、
ちらりと訪ねたくらいでは
その謎に触れることも出来ませんが・・・、
少しでも近くに来られたこと。
そして
・・私が動くことで、この地と何かを繋げられたこと。
きっとそこに意味があるんだなぁ
・・と、感じました☆
それにしても、「妖怪の里」と言われるだけのことはあって、
（実際に、昔から妖怪伝説がいくつもあるそうです）
駅から出て、歩き始めた瞬間に感じた、何とも言えない感覚に
思わず、「ここは異界。。」と思ってしまったのも、
あながち間違ってはいないかと。。。
実際、駅の周辺にはスーパーマーケットがぽつんとあるだけ。
特に何か特別なことがあったわけでもないけれど、
（あの不思議な第一印象は何なのかを知りたいだけなのか(^-^;）
もう一度、いつかちゃんと訪ねてみたい・・・と思える場所でした。
続く・・