蝉夜道をトボトボ歩いていると、ほんの近くて遠くからアブラゼミの鳴き声が聞こえるふと、声に耳を傾けながら空を見上げると、くもひとつない。見渡すかぎりに散らばる星と無限大の宇宙がちっぽけな自分を包み込む。まるで、光のシャワーを浴びるかのように。