★★★☆☆(星3つ)

 

いきなりどうした、と思われるかもしれませんが読みました。

 

自分、バイトとかでもミスが多かったんで、おそらく会社入ってもミス連発すると思うんですよね。

 

そんな時に謝り方をわきまえておけば少しはマシか、という、自分の欠点と向き合った結果たどり着いた本でございます。

 

この本からは

「謝罪をする時こそ本物かどうかわかる!!」

というメッセージを受け取りました。

 

そもそも謝罪というのは大変高度なもので、言葉遣いや作法、相手への気配りなど、仕事に必要なすべてが詰まっています。そして何より必要なのが、相手を思いやる心です。その意味で、謝罪の瞬間にこそ、その人の心の持ちようなどが如実に表れ、ホンモノかニセモノかわかるんだと思います。

 

一貫したメッセージとして、

「とにかく相手を思いやる」

ことが重要だとしています。その上に細かな言葉遣い、態度、メール術などの技術的なアドバイスがなされています。

 

 

そして、

クレームこそ成長のチャンス!」

と前向きに捉えましょう。自分の欠点が指摘されたわけですから、成長のタネが隠されています。たとえ失敗しても、その後の謝罪のあり方で逆に信用を買われて出世するケースもあるらしい。

 

 

ま。色々書かれていましたが即実行はできないんで、とにかく意識する事は

「愛」

ですね。自分へも相手へも、愛。自分の仕事は人を幸せにするためにあるのだ!という愛があれば、自然と行動が伴ってゆくと思いますし、それが相手にも伝わると思います。

 

<この本をうけて実行する事>

・自他ともに愛を持つ。笑

 

 

★★★★★(星5つ)

 

日経を読んでいて、金融や経済面がよくわからない人におすすめです。

 

お金に対する価値観が変わる本です。

 

読後の感想は、率直に言って、「無知ほど怖いものはない」という一言に尽きます。

もしも自分が生涯、こういった金融の知識を得ずに定年を迎えていたらと思うと末恐ろしくなります。

 

本書では、なぜ日本はここまで経済発展できたかという経済史と今後の経済について等のマクロな話から、実際に投資する際の注意点などのミクロな話が綴られており、これ一冊あれば明日にでも投資に踏み切れるきわめて実用的な本です。

 

その中でも際立った言葉がこちら…

「経済や金融の知識というのは、「知っていたら得をする」というよりも「知らなければ損をする」ものだと思います。」

 

詳しいお金の増やし方については本書をご参照ください。

 

今後日本は経済後退してゆきます。それに伴い、給料が上がらなくなります

下手したら一生初任給レベルの給料ですよ・・・。

 

このような時代の変化に敏感に対応できる人が生き残るんだと、深く感じ入りました。

 

 

 

<この本をうけて実行する事>

・ネット証券にて口座を開き、実際に運用する。(明日にでも!)

 

 

★★★☆☆(星3つ)

 

サイバーエージェントの渡辺大輔さんがおすすめしていた本なので読みました。渡辺さんは僕の好きなウェブサービス「就活ファール!」に出演されていた方です。

 

この本はフレームワークについて書かれた本です。SWOT分析などは有名ですが、個人の経験等にもフレームワークを用いる事で自分の中に経験をノウハウとして蓄積し、あらゆる場面で戦略的に駆使してゆく、という考え方には興味を持てました。

 

僕は行動力がある方だといわれますが、計画性がないとしばしば指摘されるので、こういった思考法を身に着けておくのは今後の役に立つだろうと思います。

 

特に良いな、と思った部分は、PDCAについて書かれた部分です。みなさんPDCAの、D(do)A(act)って何が違うかご存知ですか?

 

Dは行動…とにかくやってみる、というニュアンスがあります。「もうとにかく失敗前提でやってみる」という意味。

 

それに対してAは、Dで得られた結果をCで吟味し、それらの経験を最大限に活かして行動する…というくらいの意味です。

 

PDCAを回そうとするときに、ついついPを重点的にやってしまってDまでの時間が長くなることがあります。しかし計画は6割でもいいので見切り発車して、まずはどんな形でもいいので結果を得る事が重要であるとこの本は説きます。その方が周囲も、「あっ、こいつはしっかり仕事をしているんだな」と認識しやすいので、たとえ結果がイマイチでも早さがあればそれだけで一定の信頼は得られます。

 

その後Cをしっかり行う事で次のAの効率を上げる…という流れです。一番大事なのはCという事ですね。PDをスピーディーに回す事…これは覚えておこう…。来年社会人だし…|д゚)

 

他にも、何かを経験したら経験しっぱなしのほったらかし思考の人は、ノウハウが自分に溜まっていかないので成長できないとの言葉にも背筋が伸びましたね( ゚Д゚)俺じゃん。

 

 

このように示唆に富んだ良い本ですが、本の評価を星3つにした理由は、この著者の方法論を模倣するのではなく、「こういったやり方もあるんだな」と参考にしたうえで、自分なりの方法論を創る事が大事だと思ったからです。実際に仕事をしながら試行錯誤して自分のやり方を考えて作っていく事も、物事に取り組む際の醍醐味かなと。

 

 

とはいえ、僕がまだ大学生だからあまり内容が心に届かなかったのはあると思います。実際に仕事をする状況に置かれた時にこの本を読み返して、どんな印象を受けるのか楽しみです。

 

<この本をうけて実践する事>

・日々の勉強の記録をつける(特にやる気が出ない状況から脱却した時のノウハウを溜める)

PDを速くするという意識を持つ