こんにちは!

眞田丸です。

ボーナスタイムきました!!


そうだ、皆様のお陰でついにモンテ記事がアメトピ化されました!きゃー!(3年間で初)

バレエアメトピ化されると、外部のニュースサイト(Yahoo!ニュースとかスマートニュースとか)にブログ記事が転載されるシステム。

 

最近はシナシナな記事が多めでしたけれども(疲れがたまり気味笑い泣き

たまにはこういう専門家らしい記事も書きますね!うおおお!!!



さて

きょうは、1歳ごろからできる「名称練習」の方法をお伝えします。

…私はこれを母親学級で教えてもらいたかった。産む方法はめっちゃ習ったけど、こういうのが全然わからなくて「育児無理ゲーすぎる…」って思った気がする。笑い泣き

 


こほん。

今日伝えるのは、フランス医師のセガン氏が提唱した「3段階の名称練習」であります。世界で知られている方法です。眞田式ではございません。w

 

ゴールは、バナナを見て赤ちゃん「バナナ!」と機械的に言えることではなく上差し

例えばバナナのイラストを見ても

ほんわか「これはバナナ。(名前を知っている)黄色くて、あま〜い香りがして、もちもちした食感で、甘くて美味しいよねぇ(五感で感じた情報も頭に入っている)」と、理解できるのがゴールです。

 

因みにバナナの「イラスト」なのは、

本物でなく抽象的なものでも理解できるようにするという意。

要するに絵本に出てきたバナナを見ただけで、よだれが出るような状態まで導く。(バナナという概念の形成)意味わかるかな酔っ払い

 

前置きが長くなりました。

ほな、やり方を説明します。

きょうは「りんご」の覚え方筋肉

※モンテでは本物やカードなど使用しますが、今回は本物(第二段階以降はリアルなフィギュアも可)のみ使用したやり方です。

 

  第1段階:本物のりんごを使って「名前」と特徴を伝える(記銘)

<始めどき>

✔︎こちらの言うことをなんとなく理解し始めてきたら。(大体1歳ごろ)

✔︎喋れなくて大丈夫。

 

<やり方>

1.本物のりんごを用意


2.パパママがりんごを触りながら名前を伝える

お母さん「これは(ちょっと間をあけて)、りんご。り・ん・ご。

 

3.五感を働かせて「りんご」を感じるところを見せる

お父さん「触ってみるね。ツルツルするよ。」「匂いを嗅いでみるね。甘〜い香りだよ。これは、 りんご。(しつこいくらい言う)

 

4.「どうぞ」と渡してあげる

→この時、多分子どもはりんごを舐めます。w

でもこれには理由があります。生まれてからしばらくは手指の感覚よりも口の中の感覚の方が敏感で、硬さや温度などを調べるために口に入れるのです。探究心の現れなので、誤飲や衛生面だけには気をつけて、思う存分調べさせてあげてねハイハイ


  第2段階:りんごはどれ?(保持)※この段階がめちゃ大事。何度も何度も繰り返す

<始めどき>

✔︎第1段階を繰り返し、りんごを思う存分感じたあと。

✔︎喋れなくて大丈夫。

 

<やり方>

1.りんごのほか、2種ほど別の果物を用意(例 りんご、バナナ、みかん。慣れてきたらそっくりなフィギュアでも可)


車pointバス

✔︎対象物は増やしすぎないこと。多すぎると子どもは繊維喪失しやすい。

✔︎「果物」というカテゴリーも知ってもらうため、果物以外は混ぜない方がベター。

 

2.お母さん「りんごはどれ?」と聞き、選んでもらう

おいでこの時、子どもがバナナを選んでも否定しない。興味を失ってしまう可能性があるから。

お母さん「バナナを選んでくれたのね。ありがとう。こっちが りんご だね。」と、第一段階に戻って改めて名前を伝える。

 

3.指差しできるようになったら、いろんなバリエーションでりんごを選んでもらう

お母さん「りんごをください」「りんごを頭の上に乗せて?」など(たのしい)

 

  第3段階:これは、なに?(再生)

<始めどき>

✔︎第一段階、第二段階を経てから。

✔︎おしゃべりができるようになってきたら。

上差しただし焦らなくて良し。子どもは心の中で名称を唱えていることも多い。昨日できなくても今日できることも多いから、たまに聞いてみるといい。

 

<やり方>

1.果物を数種用意し、りんごを指差してお母さん「これは、なに?」と聞く


2.りんごができたら他の果物について聞いてみる


車pointバス

✔︎第2段階でも述べましたが、間違えても「違う!」と言わなくて良い。冷静に正解を伝える。

赤ちゃん「バナナ!」

お母さん「(バナナがあれば)バナナは、こっちだね。 これは、りんご だね。」


✔︎ただ機械的に「りんご」と言えるだけでは真の意味で理解していることにはならないと考えるので、

お父さん「何色かな?どんな香りがするかな?」みたいな質問や、最終的には「黄色くて、食べると柔らかくて、ジュースにしても美味しい果物は何かな?」とか、クイズもできそうだラブ


以上です!!


第二段階の「りんごは、どれ?」をつい飛ばしそうになっちゃうのだけれど、

子どもは比較することで物の名前を吸収していくのでぜひ「比べる」の段階も大切にしてあげてくださいラブラブ


因みに第一段階では「直接体験」の話をしていますが、コロナ禍でお家から出るのを控えています‥って方も多いと思うのです。ゾウさん見せられへんがな。って。

そんな時は、いやそんな時こそ、YouTubeの動画など使ってリアルに近い体験をさせてあげられると良い気がします。動物の映像とか。

3次元(まぁ動画は2次元だけど動くという意味で図鑑などよりはリアルを感じやすいでしょう)→2次元の順番でどうぞ。


どうかな、まとまってるかな。

忙しくて寝不足なママパパさん向けに書いたので、かなり噛み砕いています。その点はご了承くださいましニヒヒ



よし!!

子育て午後の部も頑張りましょう!うおおおお


眞田丸。