君の今までは手触りも匂いも知ってるけれど
これから咲かす花の色や形を知る事はない
息継ぎのタイミングをもう合わせなくていいんだよ
僕の愛おしき人よ 最後まで綺麗でいて
朝陽が上ればもうはなればなれ
忘れたっていいから長めの口づけを
時間よとまれと願い叶えたまえ
掴んだはずの手から君がすり抜けた
留まることも旅立つことも悪くないのに
色とりどりのこれからが待ち受けてても泣いてるのはなぜ?
じゃれあう日々が続きそうで色んな約束をした
ぼやけた月が照らしてるよ 笑って許しておくれ
次に会う時はもう知らない同士
僕に似た人はたくさんいるから
誓い合ったずっとはきっともうマボロシ
寝たふりしてるから君は行くといいさ
てのひらを合わせた夜はかけがえのない真実で
砕けてしまう前に僕の名前を呼んでほしい
朝陽が上ればもうはなればなれ
忘れたっていいから長めの口づけを
時間よとまれと願い叶えたまえ
掴んだはずの手から君がすり抜けた