今日はレンタル利用させていただいた介護ベッド返却の日でした。
レンタル業者さんは淡々と黙々と介護ベッドを解体。
そして、介護ベッドの脚があった跡を残して撤去終了。
その様子を居宅ケアマネさんと私は感慨深く見守っていました。

主人が半年使用した介護ベッドがなくなり、二人でしみじみ在宅介護の思出話を始めて。


「奥さん、今まで本当にお疲れさまでした。在宅介護限界なんじゃないの?施設入れたら?という周囲の声もあったなかで、個人の尊厳をいちばんに考えられて献身的に介護されていたこと私のケアマネ人生で忘れられないご夫婦となることに感謝致します。ご主人は幸せな人生だったと思います。これからは、奥さんの人生を歩んで下さい。」
と、居宅ケアマネさん。

その他にも、介護うつになった私のこと、変化していく心を見守っていたことなど苦しく辛い在宅介護生活について話しました。

初対面の時と今の私の表情の違い。

昨春から変化した心。

在宅介護で、どっぷり二人だけの世界からの働き始めたこと。

突然の主人の入院。

離れ離れの生活から、お互いの残りの時間について考えた結論。

居宅ケアマネさんは

「奥さんのこと、誰も責めないし今まで在宅介護頑張ってこられたこと知っています。奥さんの残りの時間を大切に過ごして欲しいと願っています。ご主人は本当に幸せな人生だったと思います。」


私、84歳の主人を姨捨山に置いてしまった感じでいるのです。
まだまだ在宅介護で過ごせるのでは?

罪悪感。


主人が入院してから、ご縁があり友達が出来ました。

歳の差夫婦なので施設入所となると世間の目が怖い。

「あー、やはり我慢出来なくて他の男性に走ったか!」

と思われ言われる。



そうじゃないのにね。