3年半… | さなのブログ

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透析始めて、3年半過ぎました。東北震災からすぐです。当時はいわき市に住んでいました。私の体がどうしようもなくなり、透析導入…。震災もあり、透析病院が少なく、受け入れて貰えず、避難も兼ねて、地元福島市に引っ越ししました。幸い病院も近く、すぐ透析でした。
振り返ると、食事も出来ず、衰弱していた私。おとうに作って貰ったご飯が、喉を通りませんでした。その頃おとうは、建設技師で、昼間仕事をしていたのですが、自分の弁当、私のご飯。少しでも食べれる様にと作ってくれていました。でも、食べれなくて、食べれなくて、申し訳ないやら切ないやらで、泣いてばかりいました…。
シャントが作れず、管を入れて透析開始しました。すると、何回か透析してるうちに、食欲が出て来ました。本当に驚きました。人間食べれないとダメですね。その時、始めて感じました。透析なんてやったら終わりだと言われていました。でも、透析していなければ、今頃、生きては居なかったと思っています。
お陰様で、3年半過ぎました。制限もありますが、守っていれば、元気に生活していられます。本当に健康でいられる事の大切さを、改めて感じた時でもありました。最近、ようやく少し慣れて来ました。
まだ生きていたいです。大切な人の為に。生きる為に透析は必要です。3年半、寿命を延ばして貰ったのと同じです。
これから、どれだけの付き合いになるのか…?それでも、前向きに生きていたいと思っています。食べ物も飲み物も、気を付ければ普通に摂る事が出来ます。これからも、気を付けて生活して行きたいです。
たくさん透析をしている方がいると思います。大変な事もあると思いますが、元気に生きて行きたいですね。