問い:人材紹介業は誰でも簡単に運営できるものなのか?

 

答え:資金さえ潤沢にあれば、だれでも簡単にできます。

 

 

この商売(人材紹介業)が銭に変わるまでの流れ。

 

 

ざっくりですが、下記のとおりです。(ざっくりでも長文となりました)

 

 

12/01 スカウトなど求職者へのアプローチ

12/02 求職者と初回面談

12/10 企業へのエントリー代行

12/11 書類通過

12/14 適性検査

12/17 一次面接

12/20 一次通過

※年末バタバタ+【企業が冬休み】

01/08 二次面接

01/10 二次通過

01/15 最終面接

01/16 内定通知

01/20 オファー面談

01/23 内定承諾

03/01 入社日

03/31 締め(報酬請求)

04/30 報酬の入金

 

 

※我々の報酬は求職者の想定年収を基に大体30%以上で計算されています。

 

 

分かりやすく年収500万円の人の転職を支援した場合、

 

 

企業様よりその30%をいただけます。500万×30%の150万円です。

 

 

なお、上記は求職者さん、企業さん、我々が協力して、

 

 

大急ぎで設定した場合のアプローチから入金されるまでの期間です。

 

 

大急ぎで12/1の仕事が4/30でやっと銭になります。

 

 

この、4/30の報酬の入金までは一銭にもなりません。

 

途中で

 

 

求職者が音信不通になったり、

書類で落ちたり、

面接で落ちたり、

企業さんも途中で充足募集終了となったり、

内定辞退があったりなど。

 

 

4/30に入金されるまでは何が起こるかもわかりません。

 

 

全てが紳士協定なのです。何の安心感も無いのです。

 

 

さらに、求職者が3/1にご入社した後も、残念ながら「短期離職」が発生する事もあります。

(求職者が辞めても、企業からのクビも短期離職扱いです)

 

 

そうすると、もらった報酬の一部は返金となります。

 

大体、1か月目80%、3か月目50% 6か月目20%の返金規定ですね。

 

 

中には酷い企業もあって、契約書に書いてあっても、

 

 

「全額返せ!この野郎」と言ってくるところもあります。

 

 

話がそれました。

 

 

さて、これらを一人で事業として始める場合、

 

 

企業様の新規開拓もままならないので、

 

 

求人数が確保できないのです。

 

 

そういった場合、求職者も「受けたい求人が無いので」と他のエージェントに行ってしまいます。

 

 

それはそれで困るので今度は同業他社とアライアンスを組むことになります。

 

 

その場合、上手く言ったらアライアンス先にも報酬を分けねばなりません。

 

 

報酬金額は30%~50%となります。

 

 

大体折半なので150万円が75万円になるということです。

 

 

5か月かけて上手くいって150万、協業ならば75万円が入ってくるという仕組みですね。

 

 

どうです? 銭さえあれば簡単ですよね。

 

 

尚、この場合4/30以降は0を1回でも作ったら、たちまち干上がります。

 

 

さて、我々はよく「お前ら(海外と比べても)成功報酬高すぎねーか?」と言われます。

 

 

「ええ、まぁ、そうですね。すみませんね」と薄ら笑いを浮かべますけどね。