令和3年12月定例会一般質問において、緑野ツリーガーデンに

 

新たに自然木を活用してツリーハウスを作る要望が

 

実現します

 

 

今春までに、ポラリス星の子広場にある鉄製遊具とは対照的に

 

自然と調和した木製で、ターザンロープや

 

既存の樹木を生かしたツリーハウスの設置

 

更に斜面を生かした土手遊びができる整備をおこないます。

 

 

令和3年12月定例会一般質問

 

市側へ要望した文面を記載します。

 

中項目3、緑野青空子ども広場ツリーガーデンについて、9月定例会一般質問において布瀬議員も取り上げていました緑野青空子ども広場について、子供の遊びの観点から私も質問をいたします。
 私が議員になって1期目の平成24年6月の定例会一般質問で、ツリーガーデンの存続について質問をしました。存続を願う署名活動など様々な経緯の中、市民団体と運営委員会との共同事業で運営管理が行われていた子ども広場は、数々の議論を経てツリーハウスは解体に至ったわけであります。市内唯一のプレーパークとして青空子ども広場ツリーガーデンは、この中に地方住民の手でつくり上げた樹木や間伐材で自然を生かした遊具、高さ5メートルのデッキや物置小屋を利用した滑り台など、冒険遊び場として平成18年に計画をされ、翌年の平成19年11月23日にツリーガーデンが完成をしました。
 自然を生かした遊び場、最近ではすっかり見かけなくなりました。私の世代でも、このような木登りやターザンごっこ、秘密基地など、森や林の中で遊び場を求めて、危険を省みず遊んでいたことを思い出します。その中で、自分の責任で自由に遊ぶ、チャレンジしながら危険を察知し、それを回避するすべを自ら学んだと思います。結果的には、この危険を回避する危ない遊具は、大人が事故を未然に防ぐための大人の都合で撤去することとなったと推察しています。今回の公園整備事業では、隣接する星の子ひろばと一体的に利用できる公園とするための検討を進めているとのことですが、可能な限り現在の自然を残しながら、土や木に触れることができる公園整備を念頭に、できることなら安全対策を施したツリーハウスの復活を願うばかりであります。
 そこで質問します。小項目1、公園整備のコンセプトについて、小項目2、ツリーハウスの設置について。
 続いて中項目4、学校の校庭開放について、小項目1、コロナ禍における学校校庭の開放状況について、コロナ禍の社会生活において、市内感染者数の増加に伴い、新型コロナウイルス感染症防止のため、しばらく学校開放事業を中止していたようですが、緊急事態宣言の解除により部活動が再開されるなど、小中学校での通常の学校運営が再開されることなどを踏まえ、感染拡大防止対策を徹底の上、10月1日から全ての市立小中学校において学校開放事業を再開されたようですが、コロナ禍における開放状況をお聞かせください。
 中項目5、北部地区にスポーツ広場構想について、私は一般質問で何度も取り上げている中項目ですが、また再度お伺いをします。
 北部地区では、平成20年12月に山谷スポーツ広場が、平成26年10月には下鶴間少年野球場が閉鎖され、スポーツに親しむ場が減少していることは十分承知しております。南部地区にはゆとりの森多目的スポーツ広場、中部には、大和スポーツセンター、大和なでしこスタジアムがありますが、北部には深見歴史の森スポーツ広場がリニューアルされましたが、屋外で楽しむスポーツ広場をもう1か所、できましたら南町田あたり、境川近辺に必要との意見が出ております。そのような施設構想をお考えではないのでしょうか。
 これで1回目の質問を終わります。

○議長(吉澤弘議員) 答弁を求めます。――市長。
                 〔大木 哲市長 登壇〕

◎大木哲 市長 小倉議員の御質問にお答えいたします。
 1番目、子どもたちの遊び場について御質問がありました。3点目、緑野青空子ども広場
ツリーガーデンの1つ目、コンセプトについて、2つ目、ツリーハウスの設置については、関連がありますので一括してお答えいたします。
 緑野青空子ども広場の跡地につきましては、これまで地域の方々に大切にされてきた場所である
ツリーガーデンを将来にわたって中央林間地区の貴重なオープンスペースとして保全し、より一層利用しやすい環境としていくために、星の子ひろばと一体的に利用できる公園とする検討を進めているところでございます。整備に当たりましては、可能な限り現在の自然を残しながら、土や木に触れることができる公園をコンセプトに整備案を検討しており、これまでと同様に木陰にベンチを設け、休憩の場にすることに加えまして、防球ネットや土堤を設けることで、安全に自然と触れ合える公園としていく考えでございます。
 ツリーハウスの設置につきましては、公園の安全性等々を鑑みて、ツリーハウスの設置というものが安全であるか十分に検証しながら、もし安全であるとするならば半歩前へ進む、あるいは一歩前へ進む。安全でないということになると、議員提案であるにもかかわらず大変申し訳ないのですけれども、なかなかハードルが高くなってくるということになってくると思います。なお、安全に遊べる木製遊具等の設置については検討していきたいと考えております。

 

◆25番(小倉隆夫議員) 答弁をいただきました。
 ただいま市長から、ツリーガーデンのツリーハウス、非常に前向きなお話をいただいて本当に感謝申し上げます。安全対策を取ったツリーハウスができることを本当にお願いしたいと思っています。
 ゆとりの森につきましては、昨年度コロナ禍にもかかわらず、年間40万人が来場されたとのことで、大規模公園として市民から人気スポットの一つに位置づけられています。園内でのけがについては、利用者数から鑑みると、ごく少数の事例があるとのことで、これから安全対策をお願いしたいと思います。
 ボール遊びのできる公園については、昨年度までで66か所公園に整備をされ、子供たちのボール遊びが存分に楽しめるようになりました。しかし、防球ネットからそれて民家等にボールが飛んでしまい、無断で民地に入ってしまうケースや、利用者の声がうるさいなど53件の苦情も寄せられているということで、今後利用者側の注意喚起は必要と感じました。
 青空スポーツ広場ツリーガーデンの跡地については、先ほど市長から答弁していただいたとおり、可能な限り自然を残した公園を強く要望したいと思います。
 山谷スポーツ広場の代替構想は考えていないようですが、北部地区の市民からは望んでいる声がありますので、将来的に今後生産緑地等の解除を踏まえ、土地の候補が出るようでしたら前向きな検討をよろしくお願いいたします。

 

 

従前のツリーガーデンの風貌は、無くなってしまいました。

 

川崎にある「ゆめパーク」のような冒険遊び場は、子どもたちにとって

 

自然とのプレーパーク、大和市内にも必要と感じているひとりです。

 

 

 

 

 

 

最後まで、長文にお付き合いいただきありがとうございました。