冬休み中に


和田秀樹さんの本を読んだ。




和田さんは、精神科医


1960年大阪生まれ


多くの本を執筆されていて


特に専門は、高齢者担当医なので


年寄りの気持ちが一番理解され


還暦を超えると、様々な事柄に遭遇する


そのような、高年世代の生活学が


この本に記されていた。




74歳までの高年を、ヤング・オールド


80歳以降の高年を、オールド・オールドと呼ぶ


昔と異なり、70代の大半は、まだ認知機能が


正常であり歩行に不自由もしません。


言い換えれば自立した生活を送れる最後の


ステージであると言えます。


したがって自分に向き合い家族との関係を含めて


80代以降のステージをどのように設計するか


考えなければならない年代と言えるでしょう。


と和田さんの言葉に


なるほどと思いました。


高年者にとって、我慢は美徳ではない。


心と体の大敵はストレスです。


欲しいものを我慢する。


ダイエットのために、我慢して食事制限をするとか


ダイエットのためにハードな運動をする。


昔から日本では節制することが美徳のように


言われてきたが、後半生を生き抜くためには


我慢イコールストレスを解放すべき


好きなものを食べて、欲しいものは買う


やりたいことはやる!


ポッチャリ体型の方が、長生きする。


BMIの数値 25以上30未満


肥満気味の人の寿命が最も長生きという結果


学会から報告されている。


そして、痩せているBMI 18.5未満の人は


最も寿命が短いことが判明していますとのこと。


高年者は


肉は毎日食べろ🍖


肉に含まれる良質なタンパク質には、


トリプトファンが含まれている。


老化を遅らせる、うつ病の予防に効果あり。



高年者は、金を貯め込むだけで使わない美徳がある。


将来のために子孫のために


最後はお金が有ればなんとかなると言いながら


通帳の残高に微笑む


和田さん曰く、ちょっと考えてみてください。


使わないまま死んでしまえば貯蓄も


意味もありません。


文字通り、金は墓場には持っていけないのです。


それに金を使うことによって社会が活性化する


という原理から、高年世代が金を使えば社会が


潤う、好循環となる。


というわけで


使える金はどんどん使うべきです。




クスリと書いてリスクと読む


医者の和田さんがいうマクラ言葉


製薬会社と専門医が


多くの薬を患者に処方されている実態


これは、すぐにやめた方が良い。


高年者は、病院が好き


往々にして複数の疾患を抱えている高年者


一日10粒位服用して薬を飲んでいる人が


ザラにいる。


高年者は薬漬けになるわけです。


薬には、副作用という毒性もあること認識すべき。



健康診断は受けない方がいい。


健診は、病人を製造するシステムと言い切っている。



エックス線撮影は、発がん率を上昇するとこが判明。


詳しくは、


『やってはいけない健康診断』SB新書


医者たちは、人間ドッグを受けていない、


医者の無養生とか言われますが


あえてやらない。


自分が研修医時代に一生健診を受けないと


重い定めたのは医学的理由からであり


健診を受けることによって病気になり寿命が


縮まることが分かったからだと述べられています。



諸々と書きましたが和田秀樹さんの書籍は


沢山あるので、これからしらみ潰しに


読み漁ろうかと思います。




皆さんも一読してみては如何でしょうか。