相模原・座間・海老名・綾瀬・厚木

・伊勢原・秦野・大和の八市で

連携している連絡協議会


持ち回り輪番で、開催地で研修会を

行っています。

本日は、秦野市の保健福祉センターで

講師に京都市環境保全活動推進協議会

理事長 高月紘先生

京都大学名誉教授でもあられる

環境問題のスペシャリスト

テーマ 『ごみ問題から地球環境問題へ』

ご講演を拝聴させて頂きました。



高月先生は、漫画家でもあり

ハイムーンのハンドルネームで環境や

廃棄物問題など辛口なペーソスで描写され

絵で分かりやすく運動を発信されていました。



ごみ問題は今や地方自治体、市町村の

大きな問題である。

かつてごみ対策は、市民の手を煩わせずに

自由に捨てて、それを行政は

処理施設で処理をする仕組みで賄うことが

出来ていましたが、

人口増、住民が増えたことにより

既存のゴミ処理施設では、焼却炉が

パンク状態となり

新たな処理施設を作る土地の建設には

近隣住民の反対もあり

追い討ちに処理費用の増大

財政を圧迫


大和市は、他の自治体より先進的に

前市長が

ゴミ袋の有料化に踏み切った経緯がある。


家庭ゴミの中身を組成すると

圧倒的にプラごみ

容器や包装材が主で、日本特有の

商品の過剰な包装の仕方に

問題があると思う。

それと、食品ロス

台所ゴミの中から多いのは

賞味期限切れ包装のまんまの

手つかず食品


この食品ロスは、大問題である。

過剰生産   在庫処分

過剰販売   売れ残り

過剰購入   手つかず食品

過剰調理   食べ残し

流通における食品ロスを減らすことが大切だと

高月先生のお話に

うなずくばかり


消費者ニーズを優先し、必要なものを

必要な時に必要なだけ供給しようと

すれば過剰な製品を用意することになり

結果的な食品ロスにつながる。