大和市と教育委員会では、

子どもたちの豊かな情操を養うことと観察力や思考力、

コミュニケーション力などの養成を目的に

平成24年度より「対話による美術鑑賞」をおこなっています。

私は本日、大野原小学校6年生での授業を視察しました。

クラスを少人数に分け、葉書サイズのアートカードを使って絵の特徴を述べ合い、

何を感じたか、みんなでディスカッションしていました。

電子黒板やプロジェクターを使って一つの作品を数分間観て、

自分の考えを言葉に、個々で何を感じたか対話を有効とした授業でした。

さらに翌週には、児童が美術館へ足を運び美術鑑賞を体験する。

この事業には、ボランティア団体「やまとアートシャベル」さん方が関わり、

支えていただいております。皆さんの熱心な活動に感銘を受けました。



グループで美術作品を見て、対話しながら作品の見方を深めていく鑑賞方法

子ども達は主体的にものを捉え、

答えのない問題を考え続ける面白さを学ぶという。

同じ作品を数分間見続け、後に個々で見ていたところが違う。

手前を見たり、後方を見ていたり各々視点の違いが出て

とても楽しかったです。

19小学校ある全校に対話型鑑賞授業をおこなうことは、

仕事を兼務するボランティアさん(通称 シャベラー)の熱意と

意気込みが感じられ、これからの更なる飛躍に

何か力になればと思いました。

見学させて頂きありがとうございました。