ＢＳフジ「プライムニュース」で、現小宮山少子化担当大臣と猪口初代少子化担当大臣を
お招きして、社会保障と税の一体改革の目玉である
幼稚園と保育所を一つにする「総合こども園」化の審議について
議論が交わされた。
一つのテーマに1時30分も放送する番組には、とても見応えがあり
ジャーナリストで政治編集者 反町司会者の切り込んだ質問が鋭く
国民の総意的な疑問を投げかけてくれた。
自民党の猪口さんと民主党の小宮山さん
与野党の討論は、「待機児童の減少に有効な策である」と与党の考え方。
野党では「民間も参入できる総合こども園経営では、収益を見込んだ経営では
短絡的なリスクが伴い、保育の質も低下する」と引き下がらない。
この問題はワークライフバランスが望まれる主婦が多い
主に首都圏での待機児童が多く解消に向けた方策が進んでいるのだ。
ですから首都圏以外の地方では、待機児童が少なく保育所整備が充実している
地方裁量型の、総合こども園化は不可能だと。
私は幼稚園長の立場から、物申したい。
国会では消費税増税に向けて審議中であるが、
この施行が実施されるのは、法案が通過してから
まだ2.3年はかかる計算だが
現在でも神奈川県では、横浜・川崎・藤沢・茅ヶ崎・大和市は
待機児童が多い、横浜市は認可保育所の新設でかなりの解消に成功したが
呼び水でまた待機児童は増えるだろう。
問題なのは、待ったなしの待機児童増大
実は、大和市は4月の時点で、待機児童が過去最大数に達している。
2.3年先の解決策よりも、現在入所待ちで困っている働くお母さんへ
大和市独自で実施すべきである。
