視察2日目は、岩見沢市へ。
平成17年に自治体優良病院総務大臣表彰をされた
全国でも注目の黒字経営の病院「岩見沢市立総合病院」を、
大和市立病院の慢性的な累積赤字に陥る経営内容の差は何処にあるのか。
因みに大和市立病院の累積赤字は約50億円
同じ第2次保健医療病院として視察の対象となった。

昭和2年9月に町立病院として開設、当時の病床は56床。
昭和32年9月に総合病院認可「岩見沢市立総合病院」に改称
平成5年までの累積欠損額は11億2千万円までに、経営的には
厳しい状態であったが、医師の給料引き下げを実施し、意識改革を敢行。
特に全職員が経営を意識させ、各科で責務を重んじる専門部会発足。
結果は、平成6年より経営は黒字に転じる
そして平成9年に累積欠損額はゼロ、借金がなくなり黒字経営に
収益収支が逆転した。

全国の市立病院で累積黒字経営の病院は2割程あり
その中の1施設を訪れ、事務部長さんより経営内容を聞く事が出来たのは
これからの医療に関する体質改善のヒントが見えたような
有意義な訪問であった。

つづく、
次回パート3は、札幌市と小樽市へ