8月2日から4日まで、2泊3日による議員視察を
北海道まで行って来ました。

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今回は、会派新政クラブ9名による初めての視察
最初に訪れたのは、北海道栗山町の議会基本条例について。
人口13800名、面積は203キロ㎡大和市の8倍の広さで議員定数は13名。
大和市議会では、8会派に分かれているのに対し
栗山町議会は会派を持たない13名による議会活動を行っている。
とは言っても共産党1名、公明党1名、その他11名は無所属という
政治理念構成で、活発な議会を実践しているとのこと。
当日は、沖縄県いるま市の市議会議員さん11名と一緒に研修を、
なんと会派名は、偶然にも同じ新政クラブ。

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この基本条例の特徴は、
1.町民と団体との意見交換のための議会主催による一般会議を年4回開催。
2.請願・陳情を町民から政策提案として位置づける。
3.重要な議案に対する議員の態度(賛否)を一般に公開する。
4.年1回の議会報告会を義務化。
5.議員の質問に対する町長や町職員の反問権の付与。
6.政策形成過程に関する資料の提出努力義務。
7.5項にわたる議決事項の追加。
8.議員相互の自由討議の推進。
9.政務調整費に関する透明性の確保。
10.議員の政治倫理を明記。
11.最高規範性と4年に1度の見直しを明記。
12.町民から議会運営に関し提言を聴取する議会モニターを設置。
13.有識者に政策づくりへの助言をもらう議会サポーターの導入。
14.正副議長志願者の所信表明の導入。
以上14項目、実践する条例である。

まぁ、私たち大和市議会として特に目新しいものは
5番の反問権を行使できる点ではないだろうか。
町長ほか町職員は、議長の許可により議員の一般質問に対して
論点・争点を明確にするため反問することが出来る。
即ち、首長や関係部長に対して、議員の質問に対して
答えるだけではなく、場合によっては反問に逆転する答弁が
明らかに争点論争が発生する。
これには、同席の沖縄県うるま市議会議員の皆さんも
関心を持って動向を注視しておりました。

会派を持たない栗山町議会は、1つのテーマを全員で
取り組む、議案に対して常に是々非々の態度で臨む姿勢
活発な議会運営がなされていることを強く感じた。

つづく、次回は岩見沢市へ