TS-520Sでの開局断念、無線機の新規調達、固定局開設申請 | 惣治の日々

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「悠々として急げ」とは彼の巨匠 親父の呟き
開高健に憧れ・・江戸和竿に魅せられ
回顧録を兼ねて綴る
4代目竿治 参乃治会 惣治 

以前にも紹介していた亡き父の無線機

TS-520S 100W機1977年6月に登場し、もう46年経過 真空管式の名機である

受信状態も良い

これを固定局として申請する予定でしたが

好ましいTSSさんが保証業務を終了し

1月31日までの受付分までということで、保証はJARDさん一択になってしまいました

保証業務もなんとも怪しい仕組みなんだと思うけどね

TS-520SはJARDさんの新スプリアス保証可能機種ですが、

JARDさんの保証のやり方は以前にも書いた通り、納得のいかないものであり

さらに保証料を値上げするという状況

なので、TS-520SはJARDさんの新スプリアス対応の保証可能機種(リスト中に有)ですが、このままお蔵入り、運用しないことにしました・・・バカバカしい話だ

気が変わるかもしれませんが (´∀`*)ウフフ

保証可能機器リスト

(保証可能機種そのものは新スプリアス規格に合致しているということが分かったということです、機械は問題く新スプリアス対応なのに、取得している規格が旧規格というだけで保証料が必要というJARDさんを儲けさせるための馬鹿げたもの。しかも新スプリアス規格対応の技適でないものは、いったん使えなくなるというものが、旧スプリアス規格でも運用中のものは当面使えるようになっている)

 

今は、移動局で50Wまでの無線局で、FT-8で十分海外まで飛ぶし、ハンディー機も使え

十分なのですが

なんか「もやもや」

 

JARDさんの保証の必要のない新規に新スプリアス規格適合機100Wを新調することにしました

 

ネットで購入手続きを済ませ

電子申請で固定局の開局申請を済ませました

 

新スプリアス規格対応に思うところ

 

問題は新スプリアス規格対応のために、旧規格の技適のものを意味不明な保証で使えるようにしたとして

保証した無線機を子供や他人に譲渡した場合、保証をさらに受けなおす必要がある

メーカーさんは古い無線機をいつまでも使わず新しいものを買ってもらいたいのは分かるし、JARDさんも同じ無線機で何度も儲けたいのは分かるが、いびつな制度だと思う

 

実質新スプリアス規定に合致している古い無線機も保証なしに使えるようにしてもらいたい

メーカーが技適番号を振りなおしても良い

 

保証はスプリアスが明確になっていない自作機や海外機に限られてもいいんじゃないかと思う

JARDさんの新スプリアス対応の保証可能リストを国が買い上げて、新技適番号付与も良いような気がする

JARDさんは儲からなくなるから猛反対するだろう、無線家の味方のはずが、今は、あさましい敵だ

 

JARDさんはいったん保証可能リストを作れば、延々とリスト照合だけで儲け続けられる仕組みだ

しかも台数に応じて課金する、保証対象機器が譲渡され運用されるたびに儲かる、悪徳だ

せめて保証した機器についてその機器が壊れるまで保証が続く制度にしてもらいたい

 

今使っている移動局の無線機は第8無線機まであって、すべて新スプリアス対応の保証をTSSさんにしてもらい処理はすんでる

しかし、技適番号そのものが新スプリアス対応のものは2015年5月に買ったFT991(M)の1台だけ、それ以外は譲渡したら譲渡された方が更なる保証が必要となる、ただで、変更申請で使えるようにはできない、実にもどかしい

 

ついでに思うのは、この保証業務は衰退するだろうと思う

ほとんどの無線局は現状維持だと何の処理も必要ない

 

古い規格の無線機を持っているのは爺さん婆さんばかりだろうし、古い無線機も老人も、じきにいなくなる

アマチュア無線を趣味とする人もどんどん減っている

 

若い人はアマチュア無線に興味がない、どんどん減って、

あえて老人の思い入れのある古い無線機を使う必要性もない

 

保証認定を必要とする人はどんどん減っていくだろう

 

 

それを見越してか、現実そうなっているのかTSSさんは担当者、人件費や設備などを勘案して手当てができないか、儲からないから撤退したんだろう

 

そういえば、昔

妻、長女、長男ともに4アマを持っていてハンディー機使用の免許は持っているけど

おそらく3アマ以上を取るつもりもない

 

長男曰く「ここにある無線機のほとんどはメルカリかオークションでジャンクで売り飛ばすことになるかな」

 

確かに、そう思う (´∀`*)ウフフ

 

お終い