ほぼ、衝動買いの音楽之友社のムック本、ラックスマンの真空管FMチューナー
完成。
良い面構えです。
さて、手順としては基本構成で、動作確認
アンテナはアマチュア無線用のHF、VHF、UHF対応のアンテナから変換プラグで接続
出力はLINE出力で、単体でスピーカやヘッドホンを鳴らせないので、かなり前に作ったヘッドホンアンプを接続
ヘッドホンアンプでまずは試聴。無事受信できました。セットに異常なし。
基本的には、これを付属のシャーシに入れて終わりなのですが・・・・。
φ(..)メモメモ
特別付録:ラックスマン製真空管FMチューナーキット 「LXV-OT8」
・発売日:2019年9月19日(木)
・定価:15000円(本体)+税
スペック
DSPのラジオICはシリコンラボのSi4831 IC単体の値段は200~300円程度でしょうか。
・出力電圧(100%変調、1kHz):0.9V
・受信周波数範囲:《FM》76.0~90.0MHz《ワイドFM(FM補完放送)》87.0~108.0MHz
・50dB S/N 感度:8μV
・周波数特性:30~15kHz(-3dB)
・電源電圧:DC12V
・消費電力:3W
・寸法:180W×86H×118D㎜(脚部、突起物含む)
・質量:620g
【付属品】
ACアダプター(出力DC12V 1A)、アンテナ線(ミニプラグ付き) 、真空管(12AU7)
【付属回路】
チューニング・インジケーター、ステレオ・インジケーター、FM/ワイドFM切替スイッチ、ワイドFM・インジケーター
手持ちのコンデンサー等の部品を活用して、音響用コンデンサ、セラミックコンデンサの交換してやろうと思い立ち。
部品箱を漁るけど、手持ちの道具箱のストックだけでは、規格と数がちょっと足りない
久しぶりに秋葉原へ出かけました。
今回は千石電商へ。ここは、秋月電子より、ものによってはちょっと高いけれど、種類や在庫が豊富。
地下一階になります。
ここでひと通り揃えて、ついでに秋月電子で掘り出し物や、パーツの買い足し。
秋月さんは、店舗が比較的狭いので、密にならないように入店制限、アルコール消毒、検温をしていました。
千石電商さんで オーディオ用電解コンデンサを物色。
電解コンデンサはルビコン株式会社製から東信工業株式会社のオーディオ用ハイグレード品(85℃)へ全変えを狙います。
・・・とはいっても、1個50円~200円位に全交換 2200μFだけニチコンのオーディオ用
セラミックコンデンサは汎用セラミックから村田製作所の積層セラミックコンデンサへ
・・・10個100円位だったかな・・・に全交換
レギュレータのヒートシンク 60円だったか
抵抗は金属皮膜抵抗が使われているので、これはそのまま。
アンテナコネクタは、BNCを考慮したのですが、後で組み入れるシャーシの表示や穴あき部を考慮して、そのまま。
全てでも1000円程度のプチ改造。
これで、当初、キットに求めていた半田作業が楽しめます。
外したコンデンサの容量と規格をテスターで確認しながら交換します。
帰宅後、早速交換作業。
小一時間でしょうか。
交換後、動作確認・・・・無事、鳴りました。交換作業に不備はなさそうです。
さて、ケースセットを展開
組み立てには30分も掛からないのですが、留意点が一つ。
シャーシ用のネジは”タッピング”と呼ばれるものでネジを締めこむことで自らシャーシに溝を切っていくタイプのもの。
昔このタイプのネジは”鉄板ビス”と言われていたらしい。
簡単に言えばネジ込む時にかなり力が必要なので、ビスの十字の大きさに合った、力の入る大きめのプラスドライバが必要です。
サイズが合わないドライバーを使うと、ドライバーが穴から滑って、ドライバーで怪我や別の所を傷める。
ビスの穴をなめてしまって、使い物にならなくなるなどの弊害があります。
組み立て手順はムックの組み立て説明ページに十分に図解されています。
あとは、ボリュームのシャーシへの固定にラジオペンチが紙面で紹介されていますが、これはしっかり止めたいので
薄型のモンキースパナか薄型のレンチを使用してしっかり締め付けるようにしないと、後で緩んでくる可能性があります。
ボリュームのつまみはプラスチック製の差し込むだけのもの。
現状で質感に現状は問題ありませんが、経年で擦り減ったりするとかっこ悪くなるので、金属製に変えるのもいいかもしれません。
ちなみにヘッドホンアンプは、自作。
チューモイで検索すれば、回路図は出てきます。
オペアンプは単電源のJRC2回路入 単電源高精度オペアンプ NJM2119D
全部込々で1500円程度。十分使いものになります。
試聴の感想は。
まず、(´・ω`・)エッ? FM放送ってこんなに良い音質の放送だったの?ちょっとビックリ。
中波AM放送に対して超短波FM放送が、帯域幅が多くとれるのでと、その理由で音質が良いのは分かっていましたが
FMラジオ放送 AMラジオ放送
搬送波周波数間隔 : 100 kHz 9 kHz
占有周波数帯域幅 : 200 kHz 15 kHz
特徴 : 伝送できる周波数帯域が広く、S/N比が高く雑音に強い。 AM放送に比べて高音質のため主に音楽番組等が放送されている。
音声信号の最高周波数 15 kHz 7.5 kHz
思わずTECSUN PL-880に同じヘッドフォンを付けて聞き比べました。・・・・違う。全然違う。
感動的に今回の真空管FMチューナーが高音質。別次元の音です。
具体的な感じとしては、
「まず、抜けが良い。音のクリアさとでもいうのでしょうか。
それと、専用ヘッドホンアンプのせいか、音に力強さがあります。音量というのでなく、しっかり鳴っている。
広域と低域がしっかり再現されている。FM放送って、こんな良い音質で放送されていたんだと再認識。
FMチューナーとアンプの組み合わせは今でも有効と再認識です。」
これはいいや!!
巷で、この真空管FMチューナーの音を高級オーディオの音源として資質、性能があるのかという噂があり、
中には、自慢のオーディオセットに加えるのは躊躇するとの考えもあるよう。
他の専用FMチューナーに比べても、十分使えるという評価の様です。
これも、眉唾だなと思っていましたが、実際に鳴らしてみると納得でした。
自作の真空管アンプは、既に長崎県の小値賀島のプチ別荘に送ってしまっているので、
オンキョーのAVレシーバー入れるのも一案ですが、こちらにはすでにFMチューナ内臓なので( ^ω^)・・・やめときます。
さすが、ラックスマンの設計です。
真空管を通すことで、ハーモナイズされる。
十分に楽しめ、納得の一台でした。ちょっと欲を言えば、受信周波数の表示があればいいのでしょうが、これはこれで難題で、余計な回路、費用が掛かるのでパス。概ねチューニングダイヤルに適合した付近ということで。
また、FM放送に対してはAFC(Automatic frequency contro)機能で、電波の強さ、受信状態に応じて受信周波数を変化させて最良の受信状態に維持するという機能もあり、周波数表示はPLL方式でない限り難しいようです。
さて、次は、同じムック本、ラックスマンのイコライザーを作ります。
番外編
秋葉原は、アニメやフィギュアの聖地となりつつあります。もうなっているのかな。
久しぶりだったので、いくつかビルを回ってみたら、
幾つかハーレイ・クインのフィギュアがありましたが、イマイチ
これは、中華WISHで手に入れたものと同じものかな。
こっちは、クレーンゲームの商品が流れてきているよう
別店舗 バンダイの正規品の様です。
これは良いかもしれないと思い、買いそうになりましたが、ぐっと我慢。
私が好きなのは、スーサイドスクワッドのハーレイ・クイン。
既に3体あるので、これ以上はなーーーー(´・ω・`)
それから、秋葉原は食事ができる店舗がすごく多くなっていて、立ち寄ったのは、蕎麦屋
秋葉原「嵯峨谷」十割蕎麦
2段のザル蕎麦で550円
十割蕎麦、つなぎなしの すべて蕎麦の実からのそば粉。
店内手前の「石臼」で蕎麦の実を挽き、真ん中の「粉ふるい」で整え、作業している人の下にある「練り機」で
練る。
出来た塊を、小さく塊に分け、伸ばし、その場で麺にする。
安い、旨い、早い。
昔は、秋葉原では、豚骨ラーメン 博多風龍 500円 ワンコイン、替え玉2個無料 でしたが
いつもの場所の店は移転したらしく。探してまで行くことはないなと。
秋葉原での食事は、昔は店舗も少なく、角っこにあったケバブ店くらいが楽しみだったけど、
多くの店舗が進出し、選び放題の感があります。
息子が小学校から中学校にかけての頃、秋葉原に連れ出したときはケバブが最高に美味かった。
個人的なお勧めは、ケバブ、ラーメン、蕎麦、ステーキ。比較的安価に楽しめます。