海技免状について ・・・・・手間かかるなー (´・ω・`) | 惣治の日々

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「悠々として急げ」とは彼の巨匠 親父の呟き
開高健に憧れ・・江戸和竿に魅せられ
回顧録を兼ねて綴る
4代目竿治 参乃治会 惣治 

航海訓練所に再就職して約6ケ月が過ぎました。
入所に当たり、準備できていたのは一級海技士(電子通信)
入所ぎりぎり前の平成27年2月9日に取得。

再就職の内定から「船舶局無線従事者証明」、「一級海技士(通信・電子通信)」の免許申請に必要な「救命」・「消火」免許講習を受講したのちの海技士の受験が丁度今年の2月・・・・・。

これがなければ「員外通信士」となって、通信士として当直に就くことができない。
いわゆる、見習いってこと。



本来は、保有している無線従事者の免許は「第一級総合無線通信士」なので、一級海技士(通信)が相応なのけど、乗船履歴の職務が・・・・・・

 海技士(通信)の資格に係る海技試験の乗船履歴

海技試験の種別乗船履歴
船舶期間資格職務
三級海技士(通信)試験総トン数五トン以上の船舶六月以上  
二級海技士(通信)試験沿海区域、近海区域若しくは遠洋区域を航行区域とする船舶又は漁船六月以上 実習又は無線電信若しくは無線電話による通信
一級海技士(通信)試験沿海区域(国際航海に従事する船舶に限る。)、近海区域若しくは遠洋区域を航行区域とする船舶又は乙区域若しくは甲区域内において従業する漁船六月以上 実習又は無線電信若しくは無線電話による通信


海自の乗船履歴(直近5年を含む15年以内)では自衛艦の副長とかでは配置名と受験要件の職務がマッチしないとのこと。(関東運輸局担当)
「別途説明別紙を付けてもらうか、乗ってりゃいいみたいな(電子通信)で取得するか」
の選択で電子通信を選択した経緯があります。
一級海技士(電子通信)より一級海技士(通信)のほうが上位で、
電子通信は、無線従事者の免許は一総通でなくても一海通で良いんですね。

それで、10月1日で銀河丸を下船したので、乗船履歴の証明を同日付で取得。
6カ月と22日間の通信士としての乗船履歴
これで、一級海技(通信)の履歴は満足されます。




乗船履歴証明を航海訓練所で受け取り、手続きに関東運輸局へ
横浜の合同庁舎の中に20階が航海訓練所で、16階が運輸局の海技担当部局へ

関東運輸局の担当の方の説明は
「海技試験の受験申請を平成27年12月24日~平成28年1月18日の間に提出して下さい。
手続き的には来年の2月の定期試験を受けることになります。
筆記試験も身体検査も免除となるので、当然合格になると思います、合否発表が大体平成28年2月中旬頃なので、発表日以降海技免許申請書と現免状を提出してもらって、新しい免状を発行。現在の海技一級(電子通信)の免状はそのときに運輸局に返却、実際には穴を空けてお返しします。」とのこと。
「定期試験は筆記も身体検査も行われませんので手数料は不要です。受験票を郵送で受け取りたいときには返信用封筒に切手を貼って、受験申請を郵送でも可能です。・・・・」

要するに、受験手続を経て、合否発表後に1年以内に免状の免許申請をしなさいということらしい。
合否発表後の免状発行に際しては、有料で7500円の収入印紙が必要とのこと。

「本日、その手続きを一挙にできませんか」と問い合わせると、「期間外に書類を受理することはできないので・・・・・」

結果的に、第一級海技士(通信)の免状は来年の2月合格発表日以降までお預けらしい。
(´・ω・`)・・・・手間かかるなー

11月末から12月中旬にかけて第三級海技士(航海)の免許講習「レーダー観測」と「上級英語」を下関で受講し、第三級海技士(航海)の海技免状の申請を12月下旬にする予定なので、このときに第一級海技士(通信)受験申請手続きをすればいいのかと・・・・。
そして、平成28年2月中旬以降に第一級海技士(通信)免許申請すればいいか・・・・。
半年かけて、ぼちぼちやりますか。(^◇^)

まずは、3か月の休暇を楽しむことにします。
(^^♪