藍の挨拶はエルガーが1888年にキャロライン・アリス・ロバーツとの
婚約記念に贈った曲で、エルガーの作品中では初期の作品です
管弦楽版は1889年に出版されました
クライマックスではcon fuoco という表示があって
、イタリア語で 「情熱的に」 または 「火のように」という
意味でフォルテシモの小節から con fuoco表示の小節で
スフォルッツアンドになってさらに小節内でクレッシェンド
してデクレッシェンドするジェットコースターみたい
なのでこの部分はとても強い音になっています。
本当はフォルテの音色をうまい具合に変化させて
音が強くなったような印象を与える方が効果的
と思われるのだけれど音色が上手く変化させられ
なくて強い音にしているというところでもあります。
この曲のメロディはミの音から始まるのですが、
平均律だとちょっと高めに聴こえるのでマイクロ
チューナー機能を使って音を若干さげて純正調に
近づけています。木管の音源にはそのような機能
は付いていないのでメロディーが少し浮いたような
感じがします。
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