今回は前回と同じ作曲家ルロイアンダーソンの舞踏会の美女

 

Belle of the Ball です。

 

英語の意味は舞踏会で一番美しい人とか舞踏会の華

 

といった意味のようです。この曲はワルツです。

 

ワルツなのでチャイコフスキーのバレエなどのワルツや

 

ウイーンのシュトラウスファミリーに代表されるワルツ

 

いまでもウィーンでは舞踏会が年間何百回も開催される

 

そうですが、とても優雅で華やかな雰囲気がします。

 

アンダーソンのワルツも雰囲気を持っていますが、

 

とてもアメリカ的な響がします。

 

ブルータンゴと同様にブルーノートが

 

使われていることも影響していると思います。

 

舞踏会の美女というと僕はディズニーの眠れる森の美女の最後に

 

オーロラ姫と王子様が踊るチャイコフスキーの同名のバレエ

 

で踊られるワルツをどうしても思い出してしまいます。

 

ところで、僕にとってこの楽曲の最大の問題はオーケストラスコア

 

が手に入らないということでした、他のアンダーソンの曲はネットを

 

探せばすぐ見つけられて買えるのですが、これは他の多くの曲と異なり

 

版元がLALMUSでPano Conductor版しか見つからず地元の楽器屋さんに

 

頼んで取り寄せてもらったのですが三段の楽譜で楽器の指定が書き込んで

 

あるというものでオーケストレーションを復元しないと演奏できない

 

ということで手持ちのCDや本人指揮の演奏などを参考にして楽譜を

 

再現してみました、細かいところは相違があるとは思いますが、ほぼ

 

再現できているのではないかと思います。参考として色々な演奏を

 

YOUTUBEで観てみたらハープとティンパニが入ったものや

 

ワルツのリズムを打楽器で刻ませているものなど色々な演奏があって

 

もしかして本当に元となるオリジナルのオーケストラスコアは手に入らない

 

のでピアノコンダクタースコアでプロの編曲家ががちゃちゃっと総譜を

 

作ってコンサートや録音のときに提供しているのではないか

 

と思いましたが、LeroyAnderson.comというサイトでご家族が経営され

 

ている出版社で、アンダーソンさんの楽譜を扱っているようです、

 

メールで問い合わせれば情報が得られるようです。

 

僕の手に入れたPianoーConductor楽譜は1540円でしたが

 

本場ものの総譜はきっと高いんじゃないかと思います。

 

自分でオーケストラスコアを作るのは勉強になりました、

 

ブルータンゴは同じ年に書かれていて編成も同じなので

 

ブルータンゴのオーケストレーションが少し参考になりました。

 

 

 

 

 

 

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ルロイ・アンダーソン 舞踏会の美女