私の社団やインキュベーションに集まってもらうという意味として、
そこからどういった形の仕事が生まれるのか。
企業との顧問関係を続けるのはひとつの信頼関係でもあるし、
企業さんに成長していただくことがそれを支援する士業者にとっても必要。
ここ(インキュベーション)に居れば、傾聴力という考え方をいろんな関係で私がポロポロ言うし、
またうちの社団のワークの中で、経営計画書の作成のワークがあるが、
作成のテクニックなどの他に、その経営計画書作成の中で、その会社が持っている知恵や工夫、経験を
しっかり教えてもらって強みを聞き出すという作業が八割だということがある。
この辺の話をうちのメンバーの税理士とワークをすると、新鮮だということで喜んでもらえる。
その中で私たちは、関わる会社に専門用語を教えていただき、
こちらが伝えるのは聞いてすぐわかる数字、理解できる数字、自社と対比できる数字、というようなところ。
税理士の方向けに言えば、うちは損益分岐日数というものを勝手に作ったが、
損益計算書を見て10秒くらいで、特に飲食店系で、月に何日休んだら赤字か解する計算法がある。
その辺りを税理士の方とお話し、企業さん自体が目標にできる数字を分かりやすく伝える。
喜んでいただいた方には私の本も買っていただいたり…
それをクライアント、お客さんに配っていただくことで、傾聴力は支援する側だけに必要な能力ではなくて
経営者や従業員の方自身も意識してもらうと非常に役に立つという声も上がっている。