腰砕けなトランスフォーマー、だれだ??そいつは??
こんばんは。
山積みオモチャが増える一方でカミさんには怒られているのですが、やっぱり買っては見たものの思い入れの無いオモチャは今すぐ開けようと思ったりはしないものです。
僕にとってオモチャの収集に大事なのは「子供の頃に買ってもらえなかったものを大人になった今に集める。」や「子供の頃に大事にしていたオモチャをもう一度手に取りたい。」といったモチベーションだと思います。
「なんとなく出来がよさそうだ」と思って買ってみたものは、特に思いいれもないので、心に響くものが無いです。
今日は僕の思い入れビンビンなオモチャに再びご登場願います。
過去の純朴な記事はこれ 。
僕は中3から古玩具を集め始め高校生からちょいちょいイベントに行くようになりました。
そんな中でディーラー卓の下の方でちょこんと並んでいたのがコレです。
この角度で初めて見ました。
トランスフォーマーは日本展開しか知らなかった、当時の僕にもすごく魅力的なTFに見えたのですが、値段も高いしディーラーにも話しかけられないので、初めて見たときから、その存在はずっと謎でした。
そしてどうも対のデストロン兵 もいる事やG2の海外展開の未発売分の存在を知り大学生の頃にやっと手に入れました。
それが「オブリテレーターのパイロ」です。
今は可動やスタイルが重視されるので見向きもされないTFですが、そのTFとしての魅力たるや当時の僕には変えがたいものでした。
今では金プラのみが有名になってオモチャそのものの魅力が語られることはないですが、その金プラ分も含めて「手のかかるオモチャ」で愛おしいのです。
変形モチーフは科学消防車。
武装モードにもなれます。
バキッと二つに割ります。愛おしいと言いつつも変形は拷問に近いです。
かなりの精神力が必要です。
拷問1
かなりテンションのかかっている腰。
家のジャンクのパイロは腰をがっちり砕かれています。
黒の太ももと腰をしっかり持って「カチ…カチ…カチ」
と1クリックずつ動かしていきます。
ガチガチガチ、バキッ!金プラ壊れやすい!なんてのは配慮と注意が足りなさすぎです。
拷問2
腰の回転。
上半身をすこし引張り気味にそろりそろりと回転させます。
腰を上半身で挟み込むパーツ構成なのでどちらに力の付加を考えながら変形させます。
拷問3
クランクのばっちり効いた強力スプリング内蔵の腕。
こういう部位のネジを緩めておかないなんて気が利かないの一言に尽きます。
オモチャ収集と保存は気配りとまめさが物を言います。
コレくらいの気配りができないと女性に嫌われます。
とは言え、僕はオモチャにかける情熱を何か違うことに向けたことは一度もありません。
パイロはどう見ても「コンボイガンダム」といった風情の顔です。
ただしパッケージアートは別人。
胸もスターコンボイのようです。
というわけでこんな感じもできます。
銃ももちろんオール金プラ!
がっちり差し込むなんで破壊願望のあらわれです。
倒れるだけで腰が砕けそう。
お次はコンテナです。
実際はコンテナではないんですが。
開けると秘密の武器が!という風情です。
パタパタと展開させていきます。
黒のスイッチをおすとスプリングでパーツがびしっと展開します。
ビシッ!!
でもスコープは手で開くと言う体たらくぶりはご愛嬌です。
武器をせっとするのもヒヤヒヤもの。
ミサイルポッドも展開します。
内部構造が金プラのポッドなんで恐ろしくてダイヤル回転出来ません。
照準もありますが、カチっと起き上がらせるためにテンションがかかっています。ジャンクのこの部位は破損していたのでかなりビクビクしながら展開させました。
かなり高度に計算されて作られているようにみえますが、けっこう杜撰です。
あまりきっちりとしていません。
そしてパイロを置きます。
腕はしっかり接続させることは出来ますが、めんどいのでしませんでした。
いやホントは微調整で金プラが砕けたらいやだなぁと思いまして…。部品のストックはありますが、やっぱり注意は怠りません。
さてコレをカッコいいTFと見るか、古臭いTFと見るかはわかりませんが、今の時代には到底受け入れられそうもないですね。しかし変形の楽しさやギミックのオモシロさはぎっしりつまっています。
と、ここまで書いてなんですが、ウチにあるのはヨーロッパ版のトリリンガル版のスパークでした。
あらららら~という感じでお終いです。
また次回の更新までさいなら~。