何も無いけれど2回もいった街!トリバンドラム!
こんにちは!
インドは人気のある旅行地です。
でも、それは北インドの話です。
南インドではなかなか日本人の旅行者を見かけることはありません。
一番の理由は南インドは、デリーとカルカッタからは遠いのです。
デリーから普通の鉄道に乗るとトリバンドラムまでは2泊3日かかります。
その間なにもすることは無いので、ぼんやり車窓から景色をみるかインド人とはなしているか、駅をぶらぶらするしかありません。
旅や鉄道が苦手な人にはむきませんね。
ムンバイからだと、まだ近いです。
しかしボリウッドとして有名なムンバイ自体にも、あまり旅行者を見かけることはありません。
しかし治安の良さや旅のしやすさでは圧倒的に南インドです。
南インドは教育水準が高いといわれていて、大体の人が英語を理解して話すことが出来ます。若い人はかなりの確立で英語が堪能だったという印象があります。
そんな南インドの中でも、トリバンドラムには2回行ったことがあります。
1回目は経由地で半日くらいしか滞在しなかったと思います。
2回目はコリモン岬のあるインドの最南端の町に行った帰りにしばらくステイしました。
南インドのインド人は同じインド人でも言語も違うし見た目も違います。関西と関東くらい違います。つまり別の国のように感じます。
(僕は関東は外国くらい違う、関東人を外人くらい違う感覚の人たちと認識しています。)
さてこのトリバンドラム、またの名前をティルバランタプラムといいまして、南インド鉄道のターミナル駅で、インドの各街へと電車が発車します。
過去にトリバンドラムには半日しか滞在しなかったので僕はもう一度じっくり観たいと思って、トリバンドラムに再び行ったのです。
とは言うものの…トリバンドラムにはあまり安宿がありません。
僕はバスターミナル近くの宿にとまりました。
画像の2階建ての宿です。
これが部屋です。
安宿が無いので仕方なしに僕はエアコンシャワー付きの部屋に泊まりました。
一泊250ルピーくらいだったので、すんごい高いです。贅沢の極みです。
この記事 の部屋で80ルピーだったと書いてありますので、4倍近い値段をはらったことになります。
もちろんバストイレ付きです。
宿にも困りますが飯を食うところにも困ります。
あまりトリバンドラムにはいい感じの大衆食堂が無いのです。
あることはあるのですが、そんなにおいしくない。飯は北インドのほうが旨いと思います。
長期ステイのポイントは宿の近所にうまい飯屋があるかどうかです。
僕はもっぱらインディアンコーヒーハウスに行っていました。
ここはおしゃれな女性向け雑誌のインド特集にも乗っていたお店の支店です。
なんで僕がお洒落な雑誌を買ったかと言うと、インドの雑貨屋さん特集があったのです。
インドの雑貨はEUや日本のバイヤーが輸入するほど、色使いやデザインがシンプルでかわいいものが多いのです。しかもお安いので最高ですよ。
このお店は螺旋階段にそって座席があります。
机とテーブルは石で出来ていてひんやりして気持ちいいです。
近くには映画館もありますのでいつも結構込んでいます。
このように誰も座っていない時はめったにありません。
動物園に行く途中にロータリークラブの看板がありました。
インドにはライオンズクラブもあります。
↓これ見に行きたかったです。
ビシュヌが御本尊です。
ヒンズー教以外の人は建物には入れません。
無難に見学だけです。
ここには参道もにぎやかで、日本にいるような感覚を覚えます。
トリバンドラムは何も無い街ですが、歩いているだけで、子供の頃の昭和な感じが思い出される静かな良い街です。
結構大きめの百貨店のようなお店(クーラーがんがんで寒いくらいのお店)もあって
それなりに楽しいところです。
街に生える椰子の木が南国ムード満点です。本当にこれといって何も無い街ですがまた行きたいか?ときかれればもちろんYESです。
南インドを旅する際に、ちょっと一泊休憩するには良い街だと思います。
