ヤッターマンのコミックをよんでみよう!!その5
こんばんは!
いよいよヤッターマンもラスト一話!
もう最後なんでアニメはネタてんこ盛りで面白いです。
今日もヤッターマンのコミカライズをご紹介です。
今日の作家さんは「こしたてつひろ」先生です。
「炎の闘球児ドッジ弾平」に「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」です。
- 熱血!! コロコロ伝説 vol.8 1991-1992 (ワンダーライフスペシャル コロコロ30周年シリーズ)
- ¥1,000
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他のヤッターマンコミックレビューはこちらです。
比較すると面白いですよ。
- ヤッターマン 1 (てんとう虫コミックススペシャル)/こした てつひろ
- ¥600
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連載は小学1年生から3年生です。
これまで紹介してきたコミック郡の中では一番絵柄が適度にディフォルメされていて全員がかわいく書かれています。
またオリジナルの話もありますがアニメのコミカライズの話が多数含まれます。
これなどは2話ですね。
話のフォーマットもほぼ踏襲しています。
1号のとなりのジャンボ白田まで同じです。
オリジナルドロンボーメカも登場しますが、アニメと同様のメカも登場します。
これはスフィンクス型メカですがジャイアントロボのパロで
「マッ!!」といっていました。
決して今川版のジャイアントロボではないですよ。
あの未登場ドロンボーメカはもしかしたらお蔵入りメカデザインを流用しているのかもしれません。
さてタカラトミーは1号の武器をケンダマジックNEOと称して色違いを発売していました。

バリエーション展開もされました。
- ヤッターマン ケンダマジックNEO バーニングレッド
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- ヤッターマン ケンダマジックNEO ライトニングブラック
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- ヤッターマン ケンダマジックNEO ビビッドブルー
- ¥567
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- ヤッターマン ケンダマジックNEO アルティメットホワイト
- ¥567
- mimiy
こういう明らかにアレなアイテムがヤッターマンのオモチャは売れないということで
他のメカの玩具発売に至らなかった理由とすれば悲しすぎます。
けん玉ブームでも仕掛けようとしていたのでしょうか?
ケン玉マスターのケンが登場します。
ケンダマで闘う1号にケンダマを持つ資格がない!というわけですが、いかにもな感じです。
スポンサーの「てこいれ」??
時事ネタもふんだんでしてこの話は北京オリンピックです。
このディフォルメ具合のデザインが最高です。
3人でどうやってバレーをするのかといえば、残りのメンバーは人形です。
とうぜん見かけより強くない!といわれ負けてしまいます。
「なみだがでちゃうでまんねん。」と鉄板ネタもありました。
この話では結局アイちゃんが出場するわけですが、低学年むけですのでアイちゃんもハツラツとした感じです。
このヤッターマンは旧ヤッターマンの元気な感じがしてよいです。
カラーページもあるのですが、買ってぱっと開いたページがこれでした。
「きたおかすみこだよーん!」
「そんなの関係ねえっとな!」
「まいう~!」
低学年向けで鞭もってボンテージ?とおもったら(といいつつドロンジョはいつもボンテージなんですが)
結構時事ネタはさんできます。これもやっぱりそういう方針だったんでしょうか?
絵がきれいにディフォルメされていて見れますが、ちょっときついネタです。
ちなみにこのボヤッキーは「ボヤパッピー先生」としていんちき芸能学校の先生としても登場します。
2巻になるとオリジナル色が増えて面白くなります。
- ヤッターマン 2 (てんとう虫コミックススペシャル)/こした てつひろ
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プロの作家さんに、つまんない頃のお話をコミカライズしてもらっても仕方ありまん。ただモチーフは同じでも低年齢用のコミカライズなのでテンポが速く読みやすく面白いです。
いかにアニメの脚本がテンポの悪さとつまらなさを助長していたかが良くわかります。
テレビ局側の要求で芸能人を多用してつまらなくなったヤッターマンでは「ヤッターマン3号」は世界のナベアツでした。
面白くないわけではなかったのですが、浮いていました。
このマンガではボヤッキーです。
ボヤッキーがビックリドッキリメカを開発して…というお話です。
でもナベアツネタは出てきます。
バカの素を食べさせられたペリカンが3の倍数でバカになりビックリドッキリバカを発進させます。
時事ネタは…と言いたいところですが、くだらないくて好きですww。
時事ネタといえば「浅田マーオ」
アニメでは「マロ」で語尾に「~おじゃる」を付ける「眉賀マロ」という
さらにひねったキャラでした。
またリメイクアニメでは「トンズラーはアイちゃんが好き」という設定があるのですが、
アニメではほとんど使われないというか無視された設定でした。
このマンガではうまく拾って使われています。
パターンくずしと言えば「ドクロベエVSヤッターマン」
まるで鉄十字軍団のようです。
ブロッケン伯爵もドクロベエも滝口さんだし。
そういう意図はあったのかなかったのか?
低年齢向けのコミカライズですが、十分に楽しめました。
あわせて読み比べてみると違いがはっきりして面白いですよ。
ただ結構真剣にメディアミックスして売ろうとしていたんですね。
とこんなところでおしまいです。
また明日!