BALLADと戦国大合戦のコミック版を読みくらべた雑感!
- こんばんは!
- 明日から「BALLAD名もなき恋のうた」が公開されます。
僕は「アッパレ!戦国大合戦」を見に行ってないてしまったのですが、実写ではどうなっているのか楽しみです。
一足先に「BALLAD」はコミカライズされていましたので読んでみました。
本屋で見たときから。「…!」と絶句したのですが、とりあえず読んでみました。
アニメとほとんど一緒です。しんのすけが真一、みさえが美佐子、ひろしが暁、ひまわりとシロは不在です。
原作のイメージと違う!といわれないで済むからという理由での変更とか何とか言われていますが、それよりも
なによりも「井尻又兵衛」のほうがイメージとぜんぜん違うことには、だれも突っ込みませんね!
あと変更点は手紙を見つけるのが「クレしん」では家の庭だったのが、クヌギの木の下に変更されています。
これでひろしとみさえがしんのすけに会いたいがために、シロの家や物干しなど破壊して庭に車を動かすシーンがなくなります。「しんのすけのいない世界に未練なんてあるか!」と言うシーンはないんですね。
ボディブレードやおたまなど必要なものをかき集めるシーンもないんでしょう。
そんなわけで真柄太郎左衛門直高にボディブレードで退治するひろしもないし、又兵衛VS直高のシーンは高虎VS又兵衛になっています。
「クレしん」では直高と又兵衛が戦っている隙に逃げようとする高虎をしんのすけがとめて、みさえが刀をうけ、ひろしがボディブレードで殴るシーンもなし。
あとは大体一緒ですが、最後の又兵衛の打たれるシーンの作画の酷さで、台無しです。
それからアニメ完全コミック化したものも売っていました。
こちらは高田ミレイさんが作画なんですが、おそろしいほどの際限度です。
そのシーンの作画担当者のくせまで再現しています。作画スタッフの人が書いているのか思ったら
漫画家さんでした。まるでゼロのごとき際限度だと思います。
読み比べてみると「クレヨンしんちゃん」版のほうがストーリー構成など良く出来ていることは、一目瞭然です。
実写はアニメとは結末が違うように言われているので見てみないとなんともいえませんけれども。
当時「戦国大合戦」の監督原恵一さんは、従来の合戦とはこういうものだという考証に考証を重ねて映画を作ったと語っておられました。これは「本格的な時代劇」として多方面から絶賛を受けていたと覚えています。
もちろんストーリーのよさも申し分なしです。
ところが今回の「BALLAD」について、ちょろっと調べるとまるで原案は「クレしん」だけれども合戦などのこだわりは、すべて山崎監督のこだわりのように書かれています。
あれ??原監督は?
そもそもこの世界感もすべて原監督が原案だと思っていましたが…。
あと原監督が語っていた「本当の合戦を実写で取るのは難しい。」という合戦場面もすべてCGで再現したとの事です。
あれ???それでいいの?
僕はちゃんとセットとエキストラを組んで撮ったと思っていたので、「撮れない」と言われていたことをやって
すごいなぁと思っていたのですが、CGと聞いてひっくり返ってしまいました。
実際見に行ってみたいと思います。
と、こんなところおしまいです。
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