「アンコール ブルーティカス」をご紹介!当時物と見比べよう! | キラキラ玩具Expansion

「アンコール ブルーティカス」をご紹介!当時物と見比べよう!

こんばんは!


今日はアンコールのブルーティカスをご紹介します。


今日は長めでウダウダ話なので「うえ~勘弁してよ!」と思われたらお引取りをお願いします。

最近「アンコール ブルーティカス」で着て頂く方が多いんです。ありがとうございます。


けれども…僕が書いたブルティに関する記事は、こんなん ですからまいったなぁ!と思っていました。


と、いうのが実際に手にするまでの話です。


実際に手にしてみたら…前に書いたようないい加減具合で適当な仕様に呆れるばかりです。


では具体的に当時物と比較してみて見ましょう。

これが箱です。

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過去の仕様が購買意欲がそそるたら何たらメーカーがグダグダと価値観を押し付ける仕様の箱ですね。


その割には何故かフィルムが無くむき出し!
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何で急に?そして何個か確かめましたがスウィンドル部分はブリスターが潰れています。


購買意欲激しくゲンナリです。


こちらが当時物の箱。

レイアウトなどいろいろ違うのは仕方ないですね。

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裏面。当時物は裏にテックスペックがあります。


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昔のは赤いフィルムをあててスペックを読むのです。


これ結構「そうそうそうだったなぁ」的ポイントだと思うのですが…


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時代はいまやカードですよ!と言われればそれまです。


では先ずコンバットロンと言えばスウィンドルです。

左がアンコール、右が当時物です。
アンコールがアニメ調の色合いになっています。

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タイヤのホイールが異なります。左が当時物、右がアンコ版。


またフロントガラスが当時物はシール、アンコ版は塗装になっています。

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安っぽいプラの質感は毎度毎度のことですので特に言及しません。他のTFでは感じないのにどうしてアンコールやトラコレ、コレエディでは安っぽく感じるんでしょう?


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事前に「金型が改修された!」ということだったのですが、改修されたのは顔くらいで武器などはグダグダでこの暑さで溶けたようになっています。これもいつもの事です。


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金型はガタガタのままが良くわかるのがブロウルです。


手前がアンコ版、奥が当時物です。

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砲塔は当時物がつや消しのブラック、アンコがつやありです。

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全体的にアンコールはガタガタです。

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でも顔は改修されています。

あくまで顔だけで全体的には潰れまくっています。他はガッタガタで何も変わっていません。

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さて顔が良くなったといえばブレストオフです。

まず色合いが全く異なります。アンコのほうが濃いです。

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アンコはなんだかシャトル上部が筆塗りをしまくったようにぼてっとしています。


シークレットエンブレムの貼り付け位置が逆転しています。

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ちなみに金型は全く別なので当時物も武器などは取り付けることはできません。径が違います。

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顔はアニメ調に塗分けられています。

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ここは良いですね。胸のプラは「いい加減にしろ!」と突っ込んでくださいと言わんばかりの質感です。

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次はオンスロートです。彼は色々と変更点が多いです。

それが良かったり悪かったりです。

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タラップが取り付けられるようになっています。
ここは個人的には改悪だと思います。見栄えが悪い。

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僕はパッケージから取り出していじってパッケージに戻すので、余剰パーツが出ても気になりません。


シールの色味が異なりデザインも若干違います。手前が当時物、奥がアンコ版です。

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これは付属のシールでも同様でした。

アンコ版はシールのカッティングがずれている箇所があります。

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組み間違いか意図なのか?

手前がアンコ版、後ろが当時物。

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モールドのたるさがちょっと目立ちます。

手前のアンコ版にはスイッチにポッチがあります。

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砲塔部分もまったく違うパーツです。

オリジナルにはストッパーがあります。

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しかしアンコ版にはストッパーがありません。

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ですからアンコ版は角度を大きくつけられます。これはいいですね!

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一番目立つエッジのぬるさ…。

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武器もまったく異なります。

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そうそう!バルディガスの…って違~~~う!!
これはルイ姉ちゃんの時の短くなった仕様変更版です。

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次にボルターです。
「どうしろと言うのだ?」と言うくらいにアンコは安っぽいです。
エッジのたるさと色合いの安っぽさは犯罪級です。


ご覧のようにてらっとした安っぽいほうがアンコ版です。

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こういう仕様で金型改修に数ヶ月かけましたと言って定価8000円越え、下手したら中古で当時物ブルーティカス買えるんじゃないか?という値段でしれっと出すところが…

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エッジもたるい!!



とりあえずブルーティカスにしました。
合体パーツは暗めの成型色なので、かっこいいです。
これはいいですね!!


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砲塔の肉抜き穴も埋められて嬉しい限りです。


個人的にアンコ版は、考えられうる最高のブルティとは毛先ほども思ってはいません。

しかし当時物には無い改善点をもっていることは確かです。


という訳でいいとこ取りのブルティを作ろうとアンコ版の背中の砲台を当時ものに取り付けようとしたら…


とり付けらんねぇ!!!!!


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酷い!!あんまりだ!


と長々と書きましたが、アンコールはアンコールで良いのです。しかし販売の仕方が気に入らないのです。


こんな感じの商品ですが、やっぱりアンコールブルーティカスといいながらも実際出したのは「ルイネーションのブルーティカスカラー」という商品仕様はやっぱり酷いと思います。


実際「いいとこ取り」をするために買ったわけでは無いのですが、それならばそれで武器の合体が出来たりタラップも接続できるなどの積極的なアナウンスをすればいいのですが、そういうことは全くしない。


武器の合体等は説明書でも言及されない。


金型改修も中途半端で悪いところはそのまま悪いまま。海外初期のメタル仕様にもせず、雑誌などの宣材はあくまで当時の写真のままでどうなっているのか、最後までわからない。


武器合体などは知っている人にはシークレットギミックと言う解釈もできますが、僕には売り方が雑としか感じられません。

とりあえず既存の金型で目に付くところだけを直して「どうでっか?スクランブル戦士でっせ!!」という感じに

見受けられます。


「お茶を濁すくらいの復刻」と言われていましたが、こういう怠慢な販売方法や仕様でさらっと出されれても、ワンランク上の仕様のものを作れる企業に対しては「No!」と消費者は言うべきだと思います。実際、トラコレではそのように復刻してきたのですから。(アレも復刻ではなく、仕様変更販売ですが、そこが良かったです。)


僕はオモチャについて時折記事で「出ただけ感謝」と書きますが、この手の商品はそれで終わらしてはいけないし、買い手もそこで満足するべきではないと思います。


買った真の目的は別にあるので、それはまた別の記事にて!


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