「出来の悪さ」をも許容できる魅力!「タイタニウム」を考える。
こんばんは。
駅に木刀を持った学生の一団が歩いていました。
抗争か何かかと思いきやただの修学旅行生でした。
「京都で木刀を買う」お約束お約束ww.
この頃は観光客と修学旅行生が増えます。
なぜならば祇園祭だからです。
また京都駅は
♪ピヤ~ピヤ~コンコンチキチンと
祇園囃子の音色が絶え間なく流れています。
これを聞いていると、けだるくなって眠たくなってきます。
目がトロ~ンと…
と、そんなわけで今日はタイタニウムのメガトロンのご紹介です。
↑つま先出し忘れてます。こんなんばっか!
さてタイタニウムですがフォールンやウルトラマグナスなんかは非常に評価も高いのですが、大体においては玄人好みなシリーズだと思います。つまりはなかなか万人受けしないシリーズです。
「タイタニウムは出来が悪い。」そんなことを言っちゃあいけません。
それは既存の事実で誰もが知っているのです。
「タイタニウムは値段が高い!」それはショップがぼっているのです。
自分の足で安い値段を探しましょう。
タイタニウムは可動や造詣の評価を超えて「このキャラを出してくれて有難う」的なシリーズだと思います。
実際フォールンなんてコミックと全然違うのですが、
「もうこれで十分でございます有難うございます。」と言いたくなる感じがあります。
何時終わるか解らない何となく危なっかしいシリーズでしたが、結局いろいろ発売されずにシリーズの終焉を迎えてしまいました。
さてタイタニウムでTFが出るよ!とアナウンスされたときの第一弾がこのメガトロンでした。
コンボイはウォーウィズイン版の正規リリースで大いに盛り上がりました。
一方で…メガトロンはあなたは誰ですか?という感じです。この点でも大いに盛り上がりました。
「メガトロン=戦車」しか継承していません。
何かの没デザインなのかわかりませんがタイタニウムオリジナルデザインです。
そして実際に発売されるともっともっと盛り上がりました。
「うわ~~~!」 という感じで。
顔の造詣は悪いです。シルバー塗装が悪魔博士のようです。
こんなもんですが胸が鉄板過ぎます。レトロ感ただよう実写TFと言う感じです。
可動はお粗末なものです。ガチャガチャ弄ると塗装がはがれそうで怖いです。
可動よりもこのずっしりとした重さを楽しんだほうが良いと思います。文鎮の如く重いです。
汚し塗装は非常に中途半端な印象です。そもそも造詣が良くないので汚れかと思いました。
発売したばかりのTFを買ってもどっかの誰かの指紋がべったりついているなんて今でもちょいちょいありますね。
カラーリングはMFのオーバーロードに似ています。
背面です。
なにこれ?座席?と思ったら甘かったです。
ビークルモードは戦車。
車体前方の「M」が。ここもG2メガトロンを継承しています。
G2メガトロンもそうですが、宇宙を征服せんとする悪の軍団のリーダーに頭文字をつけるのはカッコ悪いです。
しかも「M」ってバビディに操られているみたい。
スーパーメガトロンはオデコに「SM」と書いていたのでそれよりはましです。
飛行機なら撃墜数だとおもいますが、サイバトロンマークは何を意味しているのでしょう?
メガトロンは最前線で戦うイメージなのでそう思うのでしょうか?
しかしやっぱり塗装が汚い。
と、こういうことばかり書くと「読んでいて気分が悪い」なんて影で言われたりするんです。
批判的な内容は書かないほうが「良い玩具レビューブログ」らしいですよ。
そんなの目指してないからいいんです。ニッチです。
さっきの座席のような穴はパンチを収納するスペースだったのです。予想外でした。
しかもタイトでキツキツです。
「こんな変形パターン…無いで!」と突っ込みたくなる感じが逆に良いです。
タイタニウムは癖がありますが変形が斬新で(と言えば褒めすぎですが)かなり楽しいです。
このメガちゃんはかなり評判が悪いのですが、なかなか変形玩具が好きな人には楽しめると思います。
無駄にパーツ数が多く(ここがポイント!)凝っているのです。その割には全然可動しない!
この「もどかしさ」と「じれったさ」が最大の魅力です。
よく「ネタとして持っておく」なんて昔はよく言いましたが、まさにこれが「ネタTF」だと思います。
そういう観点から傑作玩具を生み出して言ったタイタニウム、本当にもっともっと新作を出して欲しかったのですが残念です。
未発売のラインナップがまた素晴らしいのですが、出るたびに「あぁ…これはちょっと」と思い続けながらもニタニタしてガチャガチャ弄ると思います。
個人的にプロール、グリムロックやジェットファイヤとか色々まだ開封してないものも多いのですが、タイタニウムは開封がまた面倒くさいのが特徴と言えます。
と、今日はこんなところでお終いです。
