劇中のギミックを余すところ無く再現した至高の基地メカ「ホットケソーサー」
こんばんは!
今日は「DXマシーンホットケソーサー」をご紹介します。
登場作品は「とんでも戦士ムテキング」です。
ゴーオンジャーのOPのイントロが似ているということで知名度は多少あがったかもしれません。
よく誤解されますがムテキングはタイムボカンシリーズではありません。
敵は3悪ではなくてクロダコブラザーズというタコの宇宙人の4兄妹です。
長男はタコキチ、次男はタコサク、三男はタコマロ、長女はタコミです。
またボカンシリーズとじゃ違う面白さがそこにあります。
主人公遊木リンが変身するムテキングは劇中あまりしゃべりません。
やっぱり悪サイドに重点をおいている点も似ています。
さてこのホットケソーサーは自己をもったメカです。
全体的にムテキングはアメリカンテイストが強いので
ホットケソーサーも「Hey!you!」だの言っていました。
「ミーの名前、ホットケソーサー!」
さてタコキチ達には劇中「時計メカ」と言われていました。(ちなみにムテキングはムケテング)
時計の針を動かすとボディが開きます。
時計の針は一体成型で時間を変える事は出来ません。
4時55分から6時に針を動かすとロックが外れます。
ちなみに18:00がムテキングの放送時間でした。
これは他にも色んなメカやビークルを入れても面白そうです。
似合う、似合わないがありますが…。
さて右足にはムテキンメカ4号のトカゲッテルが格納されています。
ムテキンメカ1号から3号のサイザンス、コンチュータ、メデタインは意思のない乗り物ですが、トカゲッテルは自分の意思をもったメカです。
「いくぞ~!僕ちゃんトカゲッテル!」
ちなみに声は千葉繁さんです。テコ入れなのか解りませんがギャグ要員として途中から登場。
戦闘時に比較的シリアスな善玉側のコメディリリーフです。
タイムボカンで言うところの助っ人メカ扱いなのですが結局いつもやられて帰ってくるためにホットケソーサーからの信頼は薄い模様。
ムテキンメカ勢ぞろい。
できはお世辞にもよいとはいえません。
中国製のものすごい出来の悪いオモチャのクオリティーです。
ホントに日本製なのかと疑ってしまいます。特に塗装が当時のポピークオリティからは考えられません。
これでポピニカが収納できたらいう事無いのですが。
「ポピニカを収納できるDX版が有る!」という噂を聞いたことがありますが、多分これだと思います。
本当にあるのかは不明。
タツノコ作品はマシンやビークルのことをメカというのが良いですね。
勿論すべて大河原メカ。
各メカはこのように発進させることが出来ます。
トカゲッテルだけはものすごい勢いでぶっ飛んでいってしまいます。
昔のオモチャは乱暴ですねぇ!
ちなみに発進カタパルトはゴムの力で発進します。
バルカンベースとかもそうでしたが、けっこうゴム動力のオモチャは多いです。
しかも経年劣化で干からびて切れてしまいます。
幸いホットケソーサーはまだ切れていません。
「シリアス玉 発射!」
なぜ手芸店に売っているような只の発砲スチロールのなかは不明です。
多少発射角度を右方向に変えることが出来ます。
劇中シリアス玉と呼ばれ爆発すると周囲が戦闘フィールドにかわります。
物語の後半からは「救援玉」になります。
頭のスイッチを押すと目玉が飛び出します。意味のわからんギミックです。
劇中のホットケソーサーは眠そうな目をしてるのですが、なんでこんな蟹の目玉みたいになっているのか不明です。ポピニカ版はちゃんとしているのに。
頭を開けるとナゾの広地が現れます。
これは画像左のようにメデタインを滑らせて遊ぶそうです。
大人の今は、何のためのギミックだよ!と思いますが子供の時は面白いと思ったでしょうね。
タイムボカンシリーズではここまでしっかりメカを収納できる
大型ビークルメカは発売されませんでした。
まったく評価も注目もされませんが王道を行くすばらしい基地メカだと思います。
ここは流石はポピーといったところでしょうか?
と、そんなところでおしまいです。