エローラ!エローラ! 第16窟 カイラサナータ寺院を上から見下ろそう!
こんばんは!
もうすぐ試験が終わると大学生は春休みですね。
春休みになると海外の人気の安宿は学生でごった返してしまいます。
正直嫌でしたね~。宿のパブリックスペースで聞きたくもない
彼氏、彼女と別れた話とか、民族楽器のへたくそな演奏や、
ミスチルとか聞かされたりもう生き地獄ですよ。
ギター背負って旅行して、お前は渡り鳥か?小林旭か?と昔は血の気が多かったので
いらいらしていました。
「関西の人なんですか~?」とか関東のイントネーションで言われると
馬鹿にされているように聞こえるので
「なんや!わるいんかいっ!!」
といきなり言ったりして、今となっては恥ずかしいです。
僕は殆どおっさんパッカーと飲みに行ったりしてましたね。
で、ついたあだ名が、「腐れパッカー」と。
まぁ学生パッカーの人はパブリックスペースではマナーは守ったほうがいいですよ。
さて前回は石売りと妄想の話で終わってしまいましたが、今日はその「エローラ石窟群」
についてのお話です。
NHK特集でここを見てインド行きを決めたこともあり、僕にとっては特別な場所です。
ここにはインド人も観光バスで乗り付けてきます。
実際に始めて見た時は「ちっちぇ!」と驚きました。近くで見ると十分大きいんですけれど
過大評価しすぎていたみたいです。
ほら大きいでしょう!
しかし岩肌を削って作ったことを考えるとシャッポを取るしかありません。
こんな物を作るなんてインド人は偉大ですね。
インド人にそう言ったら喜んで、写真を撮ってくれと言われました(なんで?)。
ここは入場料が海外の人は5ドルだったと思います。
インド人はもっと安いです。
それが腑に落ちなくて入りませんでした。
石で妄想をしている暇があったらさっさと入ったらいいのに。
馬鹿ですね。
そこで…
「僕はナガランド州から来ました。日本人に見えますがインド人です。」
と切符売り場のおばはんに言ったら笑いながら「5ドルだよ!」って言われました。
ナガランド州にはモンゴロイドの人が沢山住んでいるので、通用するという前情報の元
言ったのですが、「いやナガランド州から…」「日本人だろ!!」って突っ込まれてしまいました。
バックパッカーならわかるかも知れませんが、
だいたいUSドルなんて持っていてもあまり使いたくないですよね。
仕方がないので両脇の崖に登って、上から遺跡の中を覗いていました。
よく見ると遺跡に入っているのは、欧米人ばかりで、インド人はあまり入っていません。
崖の上から見るエローラも良いものです。
ゆったりとした時間をすごせるいいところでした。
北インドだけではなくぜひ足を運んでみて下さい。
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