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Vampire Chrono

これは、一人の吸血鬼の少年を取り巻く、不思議な物語である

街を出発して暫くすると3体のゴブリンに遭遇した
この周辺で見かける魔物の中では最弱と言われているがそれでも手には棍棒などを持っており油断すれば大ケガする事になる
「ん~…ジャック君行く?」
「おう、分かった」
ジャックが剣を片手に馬車から飛び降りる
鞘から剣を抜き、光属性の魔法を剣にエンチャントする
「せいやっ!」
ゴブリンの内最も近くにいた一体が光属性の魔法の効果で浄化され、消滅する
「まだまだぁ!」
もう一体も浄化するが、そこで魔法がとぎれてしまう
ジャックはそのままゴブリンを切り倒した


馬車に戻ったジャックに対し、アニスが口を開いた
「悪くないエンチャントだったけど無駄に魔力を込めすぎね、初歩の魔力コントロールをもっとやったほうがいいわ」
「アドバイスありがとな」
「とりあえずスジはいいしすぐにうまくなると思うわよ」
アニスはそう言うと懐から小瓶の束をジャックに手渡す
「特製の魔力ポーションよ、よく効くから」
「くれるのか?」
「特別よ」
「ありがとな」


暫くして日が沈みジャック達は野宿の準備を始めた
ジャックが火を起こし、アニスとシグがテントを張り、リアが夜食の準備をする
しばらくして、リアが作った夜食が出来上がる
メニューは野菜スープとパンだ
「うおっ、このスープ美味いな!」
「ありがとうございます、料理には自信があるんです」
リアがえっへん!という風に胸を張る
まあ、張るほど無いが
「…今失礼な事考えませんでした?」
「いや…気のせいです…」



「寝ずの番は引き受ける、寝てろ」
シグがそう言い焚火の前に座り込む
その言葉に甘え、3人は眠りについた