冬気候の寒暖を繰り返し、11度~13度、位の日昼気温です。
土曜日は根岸家長屋門で午前10~12時までの二時間稽古
膝の悪い方用の立ち技と 陽の光が本身(真剣)の刀にキラリと光る
座技の「真」立体的に見せる 根岸家長屋門全景
今日の出席者は3名、入門間もないM女剣士に合わせ初級レベル「五用」の座技
五本と五応の立ち技の居合形を数回繰り返し体得していただきますが。その前に
形の理合を二人で説明した後、スロー動作をしてポイント動作を覚え体得していただきます。この理合い動作も、双方が私の思い通りになかなか動作対応ができなくて
手鳥足取り,決めを支持して斬り合い、斬られ合いを・・・例えば斬り方で袈裟を斬る場合は八双の構えでなければ左右の袈裟は斬れません。間合いも一足一刀の位置に
座っている(座技)、立って構えている(立ち技)立ち位置でなければお話になりません・・・そんな稽古段取り準備してから本題の稽古に入ります。
組太刀で双方の間合いを推し量り「見切り」の稽古 居合形は姿勢よく、綺麗に・・
と「間合い」の稽古
何事も準備が必要なのです。今日の稽古テーマや、誰が誰を稽古伝えするか?
そしてどこができていてどこが出来ていないか?・・・
双方が理解していないと何を学び何が課題なのか?
わかりませんよね、・・・というわけで終礼時前は必ず今日ならった稽古内容や課題の居合形を私の前で演武してもらうようにしています。
では、前置きが長くなりましたが、土曜日の根岸家長屋門前の午前稽古から
少しだけお伝えいたします。
「玉光」の技で間合いを量る 「野送り」は受け流し相手の首(頸動脈)を斬る
「斬られ上手は技量上手?(笑)・・・」
翌日は行田市の忍城祉で午前10~正午までの演武会(稽古)です
城内は八重紅梅と白梅が咲き始め城郭の白壁を背景に
元気な子供二人を含む四名で剣術・組太刀の三本と、基本居合形の演武稽古です
中国の方と一緒に撮影会 城郭の白壁を背景に白梅を入れて稽古会撮影
本丸前での撮影では、外国の方とサムライ姿に興味があったのか?一緒に写真を撮ってくださいとカメラを預かり、記念撮影です。
なんでも中国の方で日本人のホームステイの方と忍城祉を見学だそうです。
せっかく来城していましたので忍城内の花手水のご案内もして大変喜ばれました。
ちょっとした観光案内です。
寒さも吹き飛ばす? 子供たちと剣術・組太刀の形演武にカュコイイ~?かな
(形演武内容は割愛します)
城内に置かれた彩り豊かな「花手水」鉢 立派な菊や大小の円形鉢に生花を配置
城内にある綺麗な花手水
東屋周辺に咲く八重紅梅 東屋内に素敵な「つるし雛」があります
鐘のそばに白梅が咲き、また脇の生垣に山茶花が咲き共演ですね