前回(岩村田宿)からの続きです…相生町の交差点から西に中山道は進みます・・・
皇女和宮降嫁の折、野点(のだて)をしたと伝わる「相生の松」を過ぎ旧中山道は
県道154号線(塩名田佐久線)をしばらく歩きます・・・
時折、ノンビリとリンゴ園やのどかな田園風景を観ると・・・
まだ古い建物が残り昔のままの姿の街道ではないかと思うほど錯覚しそうですね~
岩田村から塩名田宿まで5.6㌔(一里十一町)の道のりです
木曽街道六十九次之内 塩の道?とも言われた道に 皇女和宮が「野点(のだて)」
「塩名田」 石塔が並ぶ をした「相生(あいおい)の松」
民家の車庫脇にある「道祖神」 中山道は県道154号線(塩名田佐久線)を歩く
国重要文化財の▲「駒形神社」 塩名田宿入り口の交差点
塩名田宿は江戸(日本橋)から数えて23次(宿)で丁度、三分の一を歩いた場所になる
千曲川と中山道が交わる唯一の宿渡し場として栄え、晴れた日には浅間山や蓼科の山並みの景観が素晴らしく綺麗に見えたでしょうね~
(数日後にバスの車窓から撮った写真を下記、掲載しておきます・・・バスの揺れがひどく
数枚撮りましたが、唯一まともな画像と思いますが・・お見苦しい点はお許しを・・・)
塩名田宿の観光案内図 問屋・本陣跡(左側) 問屋・本陣跡 説明板
古式の町屋 坂越・佐藤家住宅 説明板 真楽寺道標
現在も掲示板として▲利用されている高札場跡
時として暴れ川になり難所になる千曲川です・・・
一度、川止めになると三日くらいは解除されず足止めされた旅人や大名一行は
塩名田宿で待つことが宿の財政的には恵みの川となったようです
足止めされて宿場に泊った旅人の願いは二階屋の軒下に吊るした
「テルテル坊主」かも知れませんね~
それと千曲川というと作家でもあり詩人の島崎藤村
「千曲川旅情の歌」ではないでしょうか?
小諸なる古城のほとり・・・雲白く遊子(いうし)悲しむ・・・
しばし岸辺に立って・・・水面を眺めもの想いに耽ることもいいかも~
川魚料理 竹廻家 中津橋中央から浅間山を観る 晴れた日の浅間山(車窓から)
千曲川 舟つなぎ石 舟つなぎ石の説明板 中津橋を渡る先が八幡宿へ
中津川を渡り・・・対岸の御馬寄(みまよせ)に入り・・・しばらく歩いていましたが
右足が攣(つ)りはじめ・・・イテテッ・・もはやここまで・・・右足脛周りを揉みながら
帰り支度の塩名田のバス停に戻り佐久平駅に向かうことにしました・・・
この日は御代田駅から小田井宿~岩村田宿・・・塩名田宿まで
歩いたのは12㌔ぐらいでしょうか?
まぁ~いいか
!次回は八幡宿~望月宿~茂田井間の宿予定です・・・よろしくね~