8月上旬のある日、稽古の終了後
改めて、新入会員の入会動機を聞いてみました。
Bさんは会社の上司から譲り受けた犬が市内で車にひかれ、交通事故に合い
亡くなったので犬の散歩が出来なくなり、市民体育館を覗いたら居合い道場が
あったので・・・
Tさんはお父さんに刀をプレゼントし、その刀があるので居合刀に・・・
又、お父さんから自分の好きな銘の拵え刀を買ってくれるとの事なので・・
居合いを始めた・・・
ところで・・と言われ拙者の番だ
・・・話の前段が長くなるけれど・・と言うことで
兄が住むスイス(バーゼル市) スイスの 姪と甥
天皇陛下がバーゼルへお忍びか? マッターホルンにて筆者
雅子さまの病状は?地元プレス
マスコミから取材を受ける兄
拙者には兄二人いて、長男の兄は50年以上前にドイツへ留学し、卒業後~
~スイスドイツ人と結婚、スイスに居住し二人の子供がいる。
拙者が初めてスイスのバーゼル市に訪問の時(○○年前の話)、二人の子供が一緒に夕食後の日本文化で興に乗り、話しているときに甥の(アンドレ)と姪の(フランチェスカ)が叔父さん
「日本にサムライがいますか」
・・と二人が興味ありげに言い出した。
流石に丁髷の刀刺した「侍」は歩いていないけど子孫はいるよ!・・その家系
の一人であれば拙者も・・と言ったら
「刀はありますか?」・・父が満州で敗戦し帰国前に満州に埋めてきた・・
と聞いたことがあったけど・・でも模擬刀なら自宅にあるけど・・と答えたら
「刀が欲しい・・」・・と言い出した。
兄はおもちゃで良いんだ・・と言ったが拙者は「アンドレがサムライになりたいから
刀が欲しいと言い出したのでオモチャではごまかせないよ」
その数年後、二人とも来日し模擬刀を渡すことになった。
「関の孫六」の脇差一本、拙者は大刀である。
アンドレは「サムライになった・・」・・と大いに喜び、フランチェスカは
日本の書道道具
と和紙を土産に帰って行った。
日本文化のオンリーワンはサムライ文化の「江戸です・・叔父さん・・」とか
「刀を持たないとサムライでは無い・・竹刀剣道ではダメです・・」と言う甥
なんかわかったような・・わからないような
その数年後に刀を持った居合い武道に入門するようになったのである。