クラスの子供たちに『LGBTQ+って学校で習った?』と質問しているけど、ここ何年かあまり変化がないように感じます。
知らないという声は以前より減りましたが、「よくわからない」という声も聞こえてきます。
特に目立つのは、「そんなの簡単だよ! Lはレズビアン、Gはゲイ、Bはバイセクシャル、Tはトランスジェンダー!」といったように、表面的な知識だけを持っている子が多いことです。
それで、『そうだね。でも、それを学んで、どんな気持ちになった?』と尋ねると、子どもたちの反応は以下のようなものになります。
え? どうって? 何が?
何か感じた?
え? 何かって何が?
どんな気持ちがした?
え? 何?
これは日本式の学び、覚えてテストに正解することの効用なのか、子供が理解するのに時間が足りないのか、、、
習っても覚えたものが表面的な知識だけで何も感じないということは、知らないということじゃないのかな
いじめや暴力を受けたことがあるLGBTの割合は68%、驚くべき高さです。知って感じられたら、偏見によるいじめや暴力を減らせると思うんだけど。
そして実際に、大学生以降の若者たちと話していると「で?」という感じで、偏見はかなり少ないと思うので、
親世代にとっては知らないことを子どもたちから学ぶ、より理解を深め偏見から抜け出して差別がなくなることを願います。
次は3月〜始まります、第2、4金曜日の夕方です。
ご興味のある方はこちらからお問い合わせお願いいたします。