足の計測システムからの靴のオーダーメイドが花盛りですね。
アパレルや百貨店が3D(三次元)を活用した靴の計測サービスに相次ぎ参入する。ZOZOは自宅でスマートフォンのカメラなどを使って足型を計測できるサービスを開始。三越伊勢丹は3D機器を使い、実店舗で計測するサービスを8月に本格導入する。ファッション業界でスーツやシャツで先行しているデジタル計測が、靴にも広がってきた。(日経2019年6月25日14面より)
ほか、髙島屋にはいっている288iも掲載されていました。
こうした足データを計測して、靴をオーダーするという流れは大歓迎!これが普通の靴の買い方になることを願います。
ただ、どう対応するのだろう?と思うことがいくつかあります。
ZOZOは、ZOZOスーツが失敗。
ものづくりをなめていた、と反省している様子です。
靴ではメーカーの立場にならない
と会見では話していました。おそらく、
ZOZOマットは出店ブランドの販売促進ツール
という位置づけなのでしょう。
そうゆう視点から、疑問点を並べていきます。
まずは、計測面です。
1.荷重計測だけで、合う靴が選べる人は50%いない
どこの計測機器もそうなのですが、荷重計測しかしないのは、どうしてなんでしょうかね?
荷重というのは、立って「体重をかけた」状態のことです。
崩れた足の計測をして、それに合わせて靴を作っても、足は一向に改善されませんし、快適に歩くことはできないです。
紐靴ならどうにか対応できたとしても、パンプスを足に合わせることは、この数値だけでは難しいでしょう。
2.たくさんのメーカーの靴、全サイズ・ワイズを計れるの?
足の計測はできたとして、問題は靴の計測です。
靴の数字が出せるのでしょうか?
毎シーズン出るたくさんのブランド、デザイン、さらにその各サイズを、共通規格で、どこまで数字を提示できるのか。
皆さんが、靴について感じている問題は、靴だけの問題ではなく、足と靴の相性の問題だからです。
だから足も、靴も、最低限の数字が必要。
靴は、足に合うのか比較検討するために、統一された規格で計測する必要があるということです。
これがなければ、絵に描いたもちになってしまいます。
逆にこれができれば、革命的なことです!
さらに次は、数字ではなく、感覚面から。
「市販靴だから、足の痛みに耐えてきたの!
でも、オーダーメイドの靴だから、ぜ~んぶ解決!!!」
そんな風に考えている人が、多いのではないでしょうか。
期待値が高すぎて、ちょっとしたトラブルで大クレームに発展することもあるかもしれませんね。
お客さまにきちんと理解いただくステップが必要になります。
「え?!靴を変えたら、体も変わるの?」
はい!変わりますよ!
自然に正しく歩けるようになるのですから!
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