簗議員による予算カットの働きかけがあったか否かが問題となっておりますが、おそらく森友加計問題同様、真実が明るみに出ることは無いでしょう。が、国交省による予算付け(配分)については大きな問題として取り上げる必要があります。
1.人事評価では、公平性、透明性、納得性を高める必要があるとされています。というのも評価者のさじ加減で評価が決まってしまうようでは被評価者はたまったものではないからです。これらを高めるべく、民間企業では人事評価制度の作成、公表、評価結果のフィードバックに力を入れています。予算付けにおいても人事評価同様、これら3つを高める努力が必要となりますが、全体最適、総合勘案といったあやふやな対応で問題である可能性が考えられます。
2.質問に対して回答しないわけにいかないが、正直に答えるわけにもいかないときに行われがちなことがあります。それは反対概念を持ち出し、はぐらかす回答を行うことです。昨日の国交省の説明では下記二つの反対概念を用いた説明がなされていたように感じました。
①個別予算(国独自の予算)と全体予算(国、県、市トータルの予算)
② 具体的検討(根拠が明確)と総合勘案(根拠が不明確)
記者からの直接的な問い合わせ(質問)は、簗議員を応援しなかった2市町村の大幅な予算カット理由についてであったにも関わらず、国交省の説明では国は大幅に減らしているものの県や市まで含めると予算は増えている、削減理由は該当2市町村の個別事情(進捗状況や災害時の影響など)だけではなく、限られた道路予算の中で配分せざるを得ない全体事情(2市町村に関係ない事情)を加味して決定した 、とされておりました。おそらく質問に対してはぐらかす回答をせざるを得なかった事情(政治家による圧力を含む)を踏まえてのことでしょうが、対応としては不合格と言わざるを得ません。
相撲に限らず、力のある(立場の高い)ものは立ち合い変化などの注文相撲ではなく、相手の当たりを逃げずに真正面に受け、それでもしっかり寄り切ることが求められます。小手先で誤魔化す(はぐらかす)、時間稼ぎで自然消滅を狙うような情けない行動は慎んでもらいたいと切に願います。