不倫夫に爪垢煎じて飲ませたい男性の話。 | 不倫、その他成敗録

不倫、その他成敗録

今までジャニ系でしたが、色んな事を書いていきます。主に不倫相談例(もちろん仮名にする等、相談者のプライバシーに配慮した上で。)

よろしくお願い致します。


私のちょっとした知り合いの息子さん。

彼は一流大学を出てそこそこいい企業に就職。


イケメンで背も高く人気もある、言う事なしの好青年。


かわいい奥さんももらい、もうすぐ赤ちゃんも産まれるというタイミングで!


社長令嬢にホレられ、不倫関係を強要されたと。


社長令嬢「断ったら!パパに頼んで会社クビにしてやる!変態に仕立て上げてね?」


悩んだ彼は勇気を振り絞って社長に面会を求め、令嬢の言葉を録音したボイスレコーダーを聞かせ。


助けを求めたが、


社長「君は私を恐喝する気かね?」


息子さん「違います!お嬢さんに、間違った事をしないよう、やめるよう話して頂きたいんです!」


社長「不倫なんか、今どき誰でもやってる。珍しくも何ともない!だが、娘にそれをさせたくはない。不幸になるのは、目に見えてるから。」


やはり社長イコール常識人。助かった!と思った矢先。


社長「録音を聞く限り、娘は君に相当ゾッコンみたいだ。」


「日陰の、バレたら恥をかく身にしたくはない。奥さんと離婚して、娘と再婚してくれ。」


息子さんがあまりの話に驚いて拒否すると。


社長「娘は親のひいき目から見ても、決してモテるタイプではない。私の肩書と名前を持ってしても見合いは失敗続き。本人も小さい頃からずっとフラれてばかりで。このままでは、一生独身の恐れがある。」


令嬢は、かなりのデブス。

傲慢で性格も悪かったと。


社長「娘を幸せにしてやってくれ!奥さんへの慰謝料なら!私がいくらでも出そう!」


もうすぐ子供も産まれる!

僕は妻を愛してるんです!


必死になって訴えるも、


社長「母子家庭なんて、今どき珍しくもなんともない!庶民が莫大な慰謝料をもらえるならおんのじじゃないか!」


「君にとって、決して悪い話じゃない!出世コースに乗れるんだぞ?成功者の仲間入り出来るんだぞ?」


渋り、ウンと言わない彼に対して。


社長「政財界に友人がたくさんいる。君を即刻クビにして、どこにも雇ってもらえないようにしてやれるんだぞ!?」


社長はかなりのゴマすり上手というウワサは本当だったのか!


息子さんは、悩んで悩んで悩んで悩んで!

両親に相談。


母親「何てゲスな社長なの!?」


息子さん「尚子とは、別れたくない。最後に社長は、どうしても離婚が嫌なら不倫関係でもいいと言ってた。たとえ君の奥さんにバレても、いくらでも黙らせて握り潰せるって。」


「1度も恋が実った事のない娘の本気の思い願いを、叶えてやりたいからって。返事は急がない、君にはもはや選択の余地はないとも。」


父親「いくら娘の為とはいえ考え方、やり方が間違ってる!」


息子さん「不倫なんて、裏切りなんてしたくない!もうすぐ子供が産まれる、父親になるんだから、なおさら!」


親子で数ヶ月間どんなに話し合っても、解決策は見いだせず。


そんなある日。

自殺未遂した息子さん。


夫がコソコソ生命保険について調べていたかと思うと、日に日に暗くなっていくのを不審に思った妻の尚子さんが、気をつけてその行動をマークしていたゆえ未遂で止められたと。


息子さん「いっそ僕が死ねば!誰も裏切らなくて済む!汚い事をしなくて済む!保険金で家族も守れる!」


全ての事情を知った尚子さんが祖父に泣いて相談した事から、事態は好転!


祖父の幼なじみ兼大親友の社長が息子さんに会いに来て、


人情家社長「そんな腐れ会社辞めて!ウチ来いや!」


息子さん「そ、そんな事をしたら!あなたの会社にご迷惑が!」


人情家社長「ワシが若い頃世間様にかけた迷惑に比べたら大した事ないわい!アンタの席はもう用意したるし、会社のモンにも話した!」


「ワシに恥かかす気か!もうすぐ子供産まれるんやろ?ちゃんとおまんま食えるようにしたらなどないするんや?食い扶持、収入保証したる!黙ってついてこい!」


強引に話を進め、退職もしかり。


腐れ社長「破滅の道を選ぶとは。気は確かかね?」


息子さん「僕はどこまでいっても!妻と子供を裏切れませんし、捨てられません!」


「出世やお金より、大事ですから!」


「これからは○○○の、○○○社長の所でお世話になります!」


…事前に。

人情家社長から、退職の話をする際、自分の名前と社名を言うよう指示されていた息子さん。


言う通りにするや、即座に驚いてうろたえだした社長。


腐れ社長「社長とは!ど、どういう関係なのかね?」


息子さん「社長は、妻の祖父の幼なじみで大親友だそうで、全ての事情を知った上で!僕を雇うと言って下さいました。」


「嫌がらせなら、社長にではなく僕にして下さい!」


言うと、青ざめて震え出し。


ナカナカしゃべろうとしないので、失礼しますとその場を去ったと。


再就職先の会社は、ガラが悪いが人情味のある社員と、スマートでクール、やたら頭のキレる社員とに分かれており。


そんな中、息子さんは現在うまく働けているという。


人情家社長「頼りになるツレなら!ワシかてぎょうさんいるわ!誰がワシのトコに嫌がらせ出来るか!心配すんな!」


私には詳しく語らなかったが、知り合いいわく。


言葉通りの人であり、会社だと。



ともすれば、

簡単に!出世や金になびいてしまうところ。


屈服しては道を踏み外しかねないところ。


しかし!


常識と理性、恥じらい。


家族に対する、真実の愛情!


自分に課せられた責任と義務への強い思いと意志!


これらがあれば!

簡単に欲になびかないし、屈服しない。

ひたすら裏切らない道を模索する。


息子さんと同じ状況になった場合、

不倫出来る、または出来た性根を持つ、


家族や常識を踏みにじり尽くしてもひたすら自分さえよければいいクソ共ならば、いとも簡単に!


それこそ、【即決、秒決めレベル】で!


金や出世欲になびき、社長令嬢と不倫したり、妻子を捨てて再婚していた事でしょう。


家族を守る為に仕方なかったと厚かましく正当化して!


長く長く長く悩み抜くなど、その為にやつれはて、裏切らないために自殺まで考えるなど、まず有り得ない!


自分さえよければいい下半身狂い共全員!

息子さんの爪垢煎じて飲めや!と思ったエピソードでした。