新潟県妙高市にある妙高山(2,454m)は、日本百名山、北信五岳の一つであり、弥彦山と並び新潟県を代表する名山です。 古くから越後富士(えちごふじ)とも呼ばれてきました。
連なる火打山(2,462m)、新潟焼山(2,400m)などの「妙高連峰」「頸城三山」の中ではこの妙高山が最高峰です。美しい景観、豊富な高山植物、ニホンライチョウの生息地などとして貴重な自然の宝庫とも言うべきこの山塊は、1956年、上信越高原国立公園に指定され、2015年には分離して「妙高戸隠連山国立公園」となりました。

Stillman&Birn 14X22 / HOLBEIN
この三山は標高もかなり高く、魚沼地方の里山の頂上などからも南西約80キロの彼方にに望むことができます。遠いだけにさすがに小さく見えますが、空気が澄んでいるときには意外とはっきりと見ることができます。
御嶽山(魚沼市)の頂上で、双眼鏡の視野に夕焼け雲を背景に妙高三山が浮かび上がります。やはり高いな、などと思いながらスケッチをしてみました。夕方のため、絵の具が乾かず色がすっかり濁りました。右手に筆、左手に持つ古い10倍の重い双眼鏡の視野はブルブル震え、日没にせかされてのスケッチでした。

帰宅してカシミールというソフトで、面白半分に試しに自分のデッサンと実際の景色を比較。デフォルメと意識したわけではないですが、やはり距離と標高だけに気持ちが行ってしまい、山の形などが実際とだいぶ違っていました。ま、絵だからいいかということにしました。