平年より6日早かった11月18日の初雪が消え、久しぶりに川沿いのウオーキングコースを歩いてみました。
枯れ野の中に、小川だけが妙に青々と見えます。水辺に下りてみると何とオオカワヂシャ(大川萵苣)が、沈水形をとって流れになびいていました。しかも川幅いっぱいにです。
初夏のある日、いつもの散歩道の小川の水辺に、オオカワヂシャの爽やかな薄いブルーの花が群れているのを見かけたことがありました。この辺では十数年前頃から少し見ることはありましたが、このように繁茂していることには気が付きませんでした。
オオカワヂシャ(ゴマノハグサ科)は大変な繁殖力を持つ特定外来生物です。夏の水辺で白青のたくさんの花が川風にそよぐ様は、たいへん爽やかで趣さえ感じたのですが....。
その後しばらくして猛暑の中、涼を求めて行ってみると、オオカワヂシャはなぜか完全に茶色に枯れていました。思わず夏枯草の名が頭に浮かんだほどです。そのオオカワヂシャが今では、小川の水の中いっぱいに繁茂しています。
伏流水の湧水によるこの小川の水温は、現在12.1℃(魚野川は11.2℃)。恐らく厳冬期でも7~8℃くらいでしょうか。5℃以上で発芽するというカワヂシャ。たくさんの小さな種子は面白いように下流に流れて行くでしょう。地下茎や断片からでも増えるため、その猛烈な繁殖力は想像に難くありません。
それにしても、以前はそこにたくさん見られた在来種の、セキショウモやバイカモなどは流れの端に少し見えるだけになっています。小川の変わりようにタナゴやヤマメなどの小魚たちも、戸惑っているかもしれません。











