私は4日が仕事始め。会社に行ってみたら、1ヶ月前に投函したはずの手紙が置いてあった。
それは某お得意様の日本支社長に宛てて出した手紙、、、。
南美州某国まで行った挙句、「あて先が不完全」という理由で返送されてきていたのだった。
確かに、あて先は英語で書きましたわよ。でも、ちゃんと「Tokyo」って書いてあるし!っていうか、いつの間にかAir Mailってスタンプ押してあるし!誰が押したんじゃああああ!これは、国内郵便なんじゃああああ!!!
これって、ご馳走になったランチのお礼状だったのに、、、届いてないなんてありえない。向こうはなんて礼儀知らずだと思っているに違いない。投函する前に、一瞬FAXでも送っとこうかなーという考えがチラっと頭をかすめたものの、日本の郵便を信頼して、あえてやらなかったのがアダに。。。ああ、日本でもこんなことがあるんだなあ。
と、前置きが長くなりましたが、届かなかった手紙、といえばハルとナツ。何年か前にNHKで放送されたドラマです。橋田壽賀子脚本。北海道からブラジルに移民した姉ハルと日本に残った妹ナツが70年ぶりに再会する。二人が出し続けた手紙は行き違いで届かず、長い間の音信不通だった姉妹がそれまでの苦難の人生を振り返る話。
その後、ナツを主人公にしたストーリーで舞台化され、年始にNHKで放送されていたのを観ました。
私の故郷は、移民を多く出した土地で、周りには移民した親戚がいるって人が珍しくない。父方の祖父も生活が苦しく移民を考えたが、頼れる親戚がいなかったので海軍に入隊したそうだ。考えてみれば私の母方の祖母は北海道開拓移民の子だったし、もとい、ブラジルってことで、私にとってかなり興味のあるテーマ。
主演のナツは仲間由紀恵、恩人の徳治は宇津井健、舞台のオリジナルキャラと思われる金太兄ちゃんは生瀬勝久、と「ごくせん」メンバー。折りしも年末にやっていた第一シリーズ全話一挙再放送を観てしまっていたので、タイミングのよさに一人でウケてみたりして。
ちょっと観るだけのつもりだったのが、結局3時間ずっと観倒してしまいました。わずかなお金のために、手紙を来なかったことにしなければいけない貧しさ、好きだった人が家族を殺した敵国の人間の妻になろうとしている現実、子供を置いて去った恋人、自分の元を去った夫、その夫を追っていったパートナー、、、貧困、戦争の悲しさにいたたたまれなくなり、ナツの孤独に涙しました。
実業家として大成功したナツ。そのウラには、自分を捨てた家族を見返してやりたい、という気持ちと、どこかに、ここまでがんばった自分を褒めてもらいたい、という気持ちがあったんじゃないだろうか、なんてことを観ながらぼんやりと思ったり。
そういえば、テレビ放送された本編では、ナツがクッキー作りを教わった、日系2世のジョージ役を大森さんがやっていたのでした。
どんなんだったんだろ、と気になり早速DVDを借りてきて観てみました。当日返却200円です。
うーん、なんかちょっとなんというか、アメリカ人らしくしようとして空回りしている感が。ちょっとコントっぽかったです。同じ日系人としては、ハルの孫の役をやった今井翼の方が残念ながら上だったかと。ポルトガル語の発音もばっちりで、いるいる、こういうコ!って思いましたもん。