こんにちは。
ただ今、経過観察中の子宮体癌サバイバーで、50の壁と闘うミケです。
隣家トラブルで、遅くとも来月中には引っ越すことになり、毎日片付け…絶賛!あれこれ処分中!
ついに別れの日が!
退去日まで、カウントダウンが入り、かなり自暴自棄になって、あれこれ処分中ですが、ついに買ったまま、ほぼ触ることも無かったギターを処分することに!
え?!ギターを弾けるのかって?
高校の授業で、クラシックギターはやりました。
簡単な曲を一曲は、学校でやりました。
でも持っているのはエレキギターなんですよ。
しかもアンプは持ってないの。
調子に乗って買ったけど、そもそも東京のワンルームでは、練習も論外で出来る環境ではなかったんですよね。
それで買ったけど、ほぼ触ることも無かったというわけです。
買ったのは
Gibsonというアメリカのメーカーの、レスポールというモデルのギターは、ギターを弾けない人でも、特にロック好きな人でしたら、耳にしたことがあるのではないでしょうか。
余談ですが、実はレスポールというのは、ギターのブランド名でもあり、ブランド名として有名ですが、元々はレスポールさんというギタリストの名前です。
レスポールさんが、ギターメーカーと共同開発したのがレスポールで、もはやギタリストとしてよりも、ギターの名前の方が有名になってしまったともいえると言う。
話を戻して、このレスポールですが、非常に人気で、有名ミュージシャンも大勢愛用しておりまして。
しかしとても!お高いんですよ…。
プレミアがついているようなものは、私がこのOrvilleのレスポールを買った当時で、500万とかそういったお値段も耳にしました。
今だったらもっと高いのもあるのかも?
何せ私が買ったのは、25年以上も前の話なので。
別にプレミアがついているわけではないレスポールでも、普通に20数万円とかしていました。
が!当時の私、そんなものを買えるほど、裕福なわけでもなく。
そもそもエレキギターは弾いたことも無いのに、そんな高いものを買ってもねと。
でも!ギターは欲しいな…弾けるようになりたいなとは思っておりました。
そこまでの話も、少々長いのですが、そもそもはEpiphoneという会社がGibsonとともにあり、レスポールさんは、Epiphoneとの共同開発をしていて、後にEpiphoneがGibsonの傘下に入り、Gibsonのレスポールが出来上がりました。
そしてGibsonのレスポールが非常にお高いがために、日本では、コピー品が出回るようになったのだそうです。
そうなると、そもそものBibsonのレスポールが売れなくなる!
そこでGibsonが考えたのが、輸送コスト等を削減し、子会社?を作って日本でもレスポールを作るという事でした。
それがEpiphone Japanでした。
まあ日本以外でも作られていたそうですが…Japanメイドの中古は、お値段高いらしいです。
やがてEpiphoneが山野楽器に買収され、Orvilleの誕生というわけだそうです。
ちなみにOrvilleというのは、Gibsonの創業者様のお名前だそうです。
というわけで、私が買ったのは、Orvilleのレスポール・カスタムでした。
厳密にいうと、ただのOrvilleではなく、Orville by Gibsonの名前が入っているので、ピックアップ(パーツ)は、Gibsonの純正のはずです。
今回、これをついに!処分しようというわけです。
因みにGibsonより安いと言っても、そんな2~3万で買えたわけではないですよ…8万以上はしました。
10万まで出した記憶は無いけど。
ギターを売るならギター屋さんで
過去に学んだ事は、売るなら出来るだけ専門店でという事です。
なぜなら、知識が違うから。
というわけで、ネットであれこれ調べ、ある専門店へ、買取の見積依頼をしました。
そして電話が掛かってきました。
その際に分かったことも…。
何と!コロナ前だったら、そのギター、コンディション次第では、買った値段よりも高く売れていたらしいです…。
そもそもOrvilleってレアなんですよ。
しかも日本で作られていたのって、品質が良いらしいです。
あ~…もっと早くに処分しておくべきだった!
私の所持しているLPC(レスポールカスタム)さんは、何せろくに触っても居ないため、かなり綺麗なんです…傷とか殆ど無い。
が!ギターのコンディションを見るには、もう一つ、ネック等が反っていないか等、重要なポイントがあるのです。
それが判断出来るほどには、私には知識は無い。
ただし、ギターは立てておかないといけないというくらいは知っていたので、ずっと部屋の隅にですけど、立てかけてはおりました。
ここがどうか次第で、お値段は変わるかとは思います。
まあ…粗大ごみで捨てようかとか思っていたくらいなので。
Gibsonならそんなことは考えませんが、Orvilleだから、そんな売れないだろうなと思っていたら、ネットオークションを覗いたら、Orvilleでもby Gibsonのカスタムは、万単位のお値段が付いているのですよ…流石に10万とかにはなっていないけど。
でも外観のコンディションは、私のよりもはるかに劣る、使い込んだものが、5万を超えていたりもしているのです。
それでもしかしたらと思い、買取査定を依頼することにしました。
Thin Lizzy & John Sykesファンとしては
買取査定を依頼したお店から電話が掛かってきまして、色々お話を致しました。
その際に、ちょっとだけカチンと来たことが。
問合せの際に、私が書いておいたのが、ギターストラップのある無しで、査定が大きく変わるのであれば、ギターストラップは付けたままにしますが、あまり変わらないならギターストラップは外しますと書いておきました。
実はついているギターストラップは、Thin LizzyやWHITE SNAKEにも参加したギタリスト、John Sykesの直筆サイン入りなのです。
なので大した評価にはならないなら、付ける気はない。
「え?!そんな貴重なものを、処分するの?!」とも旦那には言われましたが…旦那はそもそもThin LizzyもWHITE SNAKEも、John Sykesも知りません。
「でも私、ジョン・サイクスのサインは、他に二つ持っているけど…。」と。
そう…実は私、ジョン・サイクスのサインは、更に二枚、持っているのです…いや、探せばもう一つ、つまりは三つあります。
それでそのジョン・サイクスについて言われたのが、「まあインディーズ・レベルの人なので…。」と。
まあね…そりゃあThin Lizzyも日本では、そこまでのスタジアム級のバンドじゃないし、そもそも洋楽のロックが日本ではそこまでではないし。
なのでカチンときながらも「そうですね、Thin Lizzyも日本ではそこまで超有名バンドでもないですし。」と言いましたら、「Thin Lizzyは有名ですよ!」と。
ちょっと待って!だったら何でジョン・サイクスがインディーズになるのよ!
ジョン・サイクスはThin Lizzyに参加していたこともあるし、フィル・ライノット(他界してしまいましたが、Thin Lizzyのボーカル)トリビュートは、完全にジョン・サイクスが参加して、ジョン・サイクスが歌っているよ!と思い、Thin Lizzy名義ではなく、フィルとシングルも出していることや、トリビュートでも参加しているし、それで来日も何回もしているという事を、ギターの専門店の人に向かって、ギタリストであるジョン・サイクスについて、語った私でした。
そして私は、ホワイトスネイクのファンではないので、忘れていたけど、ホワイトスネイク(という超!大物バンド)の大ヒットしたアルバム『サーペンス・アルバス』にも参加していたのですが、アルバム発売の前に解雇されたという。
Thin Lizzyからも2009年に脱退したようですが、まあThin Lizzyはもう初期のみで、ブライアン・ダウニー(フィルと最初から一緒にやっていたドラマー)も参加していないので。
そんな人をインディーズだ?!
そりゃちょっと冗談じゃないですよ!お兄さん!と思ったのでした。
というわけで、直接家まで査定に来ていただくのですが、そのお兄さんが来るようだったらと、トリビュート来日を最初にやった時の、イベントの際に頂いた、メンバー全員の直筆サイン色紙(私の名前が入ってしまっておりますが)及び、同じくジョン・サイクスの直筆サインが入った、ジョン・サイクスと、ブライアン・ダウニー、そして20代半ばだった私の3ショットの写真までご用意いたしました。
あ、何で写真にまでサインが入っているのかと言いますと、当時の知り合いに、メンバーと知り合いという人が居たんですよ。
彼女がコンサートの時に、バックステージで貰ってきてくれました。
さて、私のギター…いったい幾らになるのか?
そしてストラップはどうなるのか?!
いずれにしても、誰か大切に弾いてくれる人の手に渡ってくれることを願います。
今日、帰宅したら、写真は撮っておこう…。
ついでに…ジョン・サイクスの若かりし頃…この曲がボーカルはフィル・ライノットで作った曲です。
おまけでプリティ・メイズがカヴァーしたもの…つまりはそのくらいに有名なのよ!ギター屋さんのお兄さん!
更に~THIN LIZZY
おまけでお勧めの曲は~(笑)
フィギュアスケートの羽生結弦選手で有名になった、ゲイリー・ムーアの『パリの散歩道』も一番最初のだったかな?は、ボーカルはThin Lizzyのフィル・ライノットだったかと…。
ゲイリー・ムーアもThin Lizzyに参加していたことがありますので…。
あ、ここで紹介しているのは、歌もゲイリー・ムーアだと思いますけどね。