2021年の徒然(ほぼ引越)日記 No.192 LPC-JS Orville by Gibson | ミケの旅と人生の徒然

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元々は旅ブログで始めたのが闘病記になり…まだまだ闘病中ですが、旅ブログも復活です!

こんにちは。

ただ今、経過観察中の子宮体癌サバイバーで、50の壁と闘うミケです。

 

 

隣家トラブルで、遅くとも来月中には引っ越すことになり、毎日片付け…絶賛!あれこれ処分中!

 

 

 

  ついに別れの日が!

 

退去日まで、カウントダウンが入り、かなり自暴自棄になって、あれこれ処分中ですが、ついに買ったまま、ほぼ触ることも無かったギターを処分することに!

 

え?!ギターを弾けるのかって?

高校の授業で、クラシックギターはやりました。

簡単な曲を一曲は、学校でやりました。

 

でも持っているのはエレキギターなんですよ。

しかもアンプは持ってないの。

調子に乗って買ったけど、そもそも東京のワンルームでは、練習も論外で出来る環境ではなかったんですよね。

それで買ったけど、ほぼ触ることも無かったというわけです。

 

 

  買ったのは

 

Gibsonというアメリカのメーカーの、レスポールというモデルのギターは、ギターを弾けない人でも、特にロック好きな人でしたら、耳にしたことがあるのではないでしょうか。

余談ですが、実はレスポールというのは、ギターのブランド名でもあり、ブランド名として有名ですが、元々はレスポールさんというギタリストの名前です。

レスポールさんが、ギターメーカーと共同開発したのがレスポールで、もはやギタリストとしてよりも、ギターの名前の方が有名になってしまったともいえると言う。

 

話を戻して、このレスポールですが、非常に人気で、有名ミュージシャンも大勢愛用しておりまして。

しかしとても!お高いんですよ…。

プレミアがついているようなものは、私がこのOrvilleのレスポールを買った当時で、500万とかそういったお値段も耳にしました。

今だったらもっと高いのもあるのかも?

何せ私が買ったのは、25年以上も前の話なので。

別にプレミアがついているわけではないレスポールでも、普通に20数万円とかしていました。

が!当時の私、そんなものを買えるほど、裕福なわけでもなく。

そもそもエレキギターは弾いたことも無いのに、そんな高いものを買ってもねと。

でも!ギターは欲しいな…弾けるようになりたいなとは思っておりました。

 

そこまでの話も、少々長いのですが、そもそもはEpiphoneという会社がGibsonとともにあり、レスポールさんは、Epiphoneとの共同開発をしていて、後にEpiphoneがGibsonの傘下に入り、Gibsonのレスポールが出来上がりました。

そしてGibsonのレスポールが非常にお高いがために、日本では、コピー品が出回るようになったのだそうです。

そうなると、そもそものBibsonのレスポールが売れなくなる!

そこでGibsonが考えたのが、輸送コスト等を削減し、子会社?を作って日本でもレスポールを作るという事でした。

それがEpiphone Japanでした。

まあ日本以外でも作られていたそうですが…Japanメイドの中古は、お値段高いらしいです。

 

やがてEpiphoneが山野楽器に買収され、Orvilleの誕生というわけだそうです。

ちなみにOrvilleというのは、Gibsonの創業者様のお名前だそうです。

 

というわけで、私が買ったのは、Orvilleのレスポール・カスタムでした。

厳密にいうと、ただのOrvilleではなく、Orville by Gibsonの名前が入っているので、ピックアップ(パーツ)は、Gibsonの純正のはずです。

 

今回、これをついに!処分しようというわけです。

因みにGibsonより安いと言っても、そんな2~3万で買えたわけではないですよ…8万以上はしました。

10万まで出した記憶は無いけど。

 

 

  ギターを売るならギター屋さんで

 

過去に学んだ事は、売るなら出来るだけ専門店でという事です。

なぜなら、知識が違うから。

 

というわけで、ネットであれこれ調べ、ある専門店へ、買取の見積依頼をしました。

そして電話が掛かってきました。

 

その際に分かったことも…。

何と!コロナ前だったら、そのギター、コンディション次第では、買った値段よりも高く売れていたらしいです…。

そもそもOrvilleってレアなんですよ。

しかも日本で作られていたのって、品質が良いらしいです。

 

あ~…もっと早くに処分しておくべきだった!

 

私の所持しているLPC(レスポールカスタム)さんは、何せろくに触っても居ないため、かなり綺麗なんです…傷とか殆ど無い。

が!ギターのコンディションを見るには、もう一つ、ネック等が反っていないか等、重要なポイントがあるのです。

それが判断出来るほどには、私には知識は無い。

ただし、ギターは立てておかないといけないというくらいは知っていたので、ずっと部屋の隅にですけど、立てかけてはおりました。

ここがどうか次第で、お値段は変わるかとは思います。

 

まあ…粗大ごみで捨てようかとか思っていたくらいなので。

Gibsonならそんなことは考えませんが、Orvilleだから、そんな売れないだろうなと思っていたら、ネットオークションを覗いたら、Orvilleでもby Gibsonのカスタムは、万単位のお値段が付いているのですよ…流石に10万とかにはなっていないけど。

でも外観のコンディションは、私のよりもはるかに劣る、使い込んだものが、5万を超えていたりもしているのです。

それでもしかしたらと思い、買取査定を依頼することにしました。

 

 

  Thin Lizzy & John Sykesファンとしては

 

買取査定を依頼したお店から電話が掛かってきまして、色々お話を致しました。

その際に、ちょっとだけカチンと来たことが。

問合せの際に、私が書いておいたのが、ギターストラップのある無しで、査定が大きく変わるのであれば、ギターストラップは付けたままにしますが、あまり変わらないならギターストラップは外しますと書いておきました。

実はついているギターストラップは、Thin LizzyやWHITE SNAKEにも参加したギタリスト、John Sykesの直筆サイン入りなのです。

なので大した評価にはならないなら、付ける気はない。

「え?!そんな貴重なものを、処分するの?!」とも旦那には言われましたが…旦那はそもそもThin LizzyもWHITE SNAKEも、John Sykesも知りません。

「でも私、ジョン・サイクスのサインは、他に二つ持っているけど…。」と。

そう…実は私、ジョン・サイクスのサインは、更に二枚、持っているのです…いや、探せばもう一つ、つまりは三つあります。

それでそのジョン・サイクスについて言われたのが、「まあインディーズ・レベルの人なので…。」と。

まあね…そりゃあThin Lizzyも日本では、そこまでのスタジアム級のバンドじゃないし、そもそも洋楽のロックが日本ではそこまでではないし。

なのでカチンときながらも「そうですね、Thin Lizzyも日本ではそこまで超有名バンドでもないですし。」と言いましたら、「Thin Lizzyは有名ですよ!」と。

ちょっと待って!だったら何でジョン・サイクスがインディーズになるのよ!

ジョン・サイクスはThin Lizzyに参加していたこともあるし、フィル・ライノット(他界してしまいましたが、Thin Lizzyのボーカル)トリビュートは、完全にジョン・サイクスが参加して、ジョン・サイクスが歌っているよ!と思い、Thin Lizzy名義ではなく、フィルとシングルも出していることや、トリビュートでも参加しているし、それで来日も何回もしているという事を、ギターの専門店の人に向かって、ギタリストであるジョン・サイクスについて、語った私でした。

そして私は、ホワイトスネイクのファンではないので、忘れていたけど、ホワイトスネイク(という超!大物バンド)の大ヒットしたアルバム『サーペンス・アルバス』にも参加していたのですが、アルバム発売の前に解雇されたという。

Thin Lizzyからも2009年に脱退したようですが、まあThin Lizzyはもう初期のみで、ブライアン・ダウニー(フィルと最初から一緒にやっていたドラマー)も参加していないので。

そんな人をインディーズだ?!

そりゃちょっと冗談じゃないですよ!お兄さん!と思ったのでした。

 

というわけで、直接家まで査定に来ていただくのですが、そのお兄さんが来るようだったらと、トリビュート来日を最初にやった時の、イベントの際に頂いた、メンバー全員の直筆サイン色紙(私の名前が入ってしまっておりますが)及び、同じくジョン・サイクスの直筆サインが入った、ジョン・サイクスと、ブライアン・ダウニー、そして20代半ばだった私の3ショットの写真までご用意いたしました。

あ、何で写真にまでサインが入っているのかと言いますと、当時の知り合いに、メンバーと知り合いという人が居たんですよ。

彼女がコンサートの時に、バックステージで貰ってきてくれました。

 

さて、私のギター…いったい幾らになるのか?

そしてストラップはどうなるのか?!

いずれにしても、誰か大切に弾いてくれる人の手に渡ってくれることを願います。

 

今日、帰宅したら、写真は撮っておこう…。

 

ついでに…ジョン・サイクスの若かりし頃…この曲がボーカルはフィル・ライノットで作った曲です。

おまけでプリティ・メイズがカヴァーしたもの…つまりはそのくらいに有名なのよ!ギター屋さんのお兄さん!

 

 

 

更に~THIN LIZZY

 

 

 

 

おまけでお勧めの曲は~(笑)

 

 

フィギュアスケートの羽生結弦選手で有名になった、ゲイリー・ムーアの『パリの散歩道』も一番最初のだったかな?は、ボーカルはThin Lizzyのフィル・ライノットだったかと…。

ゲイリー・ムーアもThin Lizzyに参加していたことがありますので…。

あ、ここで紹介しているのは、歌もゲイリー・ムーアだと思いますけどね。