これ、何かというと、
回転灯(別名パトランプ)と呼ばれるもので、
店が営業中かどうか一発でわかる代物です。
名古屋ではほとんどの喫茶店が
この回転灯を使っています。
これがぐるぐる回っていれば、
名古屋人は「あの店やってるmya」と思い
逆に消えていたら
「あそこは休みだmya」
となるわけで、ほんとに便利です。
名古屋人にとって看板ランプは生活上
普通に目にするものですが、
他県の人には見慣れないものだと思います。
ぼくの地元埼玉では
看板ランプを見かけることは
少ないと思います。
回転灯のヒミツ
「なぜ名古屋には回転灯が多いのか?」
どうやら以下のような
ストーリーがあったようです。
“昭和40年代、とある喫茶店のマスターが
客引きのため看板に「目立つランプ」を取り付けたところ店が繁盛。
それを他店もマネし今に至るのである”
なので県別「回転灯の売り上げランキング」では
「株式会社デジタル」のものが多い
さらに一説によると、
回転中→開店中、といった
洒落っ気まであるという。
名古屋、おそるべし。
回転灯に騙されるな!
実際、ぼくもランプに大変お世話になっています。
というのも、
土地勘のない場所で一息つきたい時には、
ぐるりと見渡せばどこかしらで
回転灯が光っていて、
簡単に喫茶店を見つけられるからです。
スマホをいじるより早い!
でも気をつけなければいけないことがあります。
紛らわしいものも多く、
「あった!回転灯だっ!」
と必死に駆け寄った先が
実は「工事中のランプ」だったりします。
回転灯を利用して危険を回避
回転灯を攻略するには
そのあたりの見極めが大切です。
主要都市で「魅力のない街1位」に
選ばれてしまった名古屋ですが、
ほんとうは、
煮込めば煮込むほど美味しくなる八丁味噌のように
知れば知るほど面白い街なのですよ!
ということで今日は、
「愛知の喫茶店あるある話」でした。
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