旧川越街道 大井宿から川越城へ~その三~ | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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散歩おじさんが街中やら、公園やらを「ぶらり」した様子を載せています(^.^)

今日の散歩おじさん地域は、雲も見られたものの青空から降って来る日差しが気持ち良かった一方、日陰の空気はこの季節なりの冷たさでした(^_^;

さて記事の方は川越城を目指した「川越街道歩き」の3回目です!

熊野神社を後に烏頭坂を登りきると、間もなく現在の「川越街道」すなわち国道254号線と合流します!


国道254号線はすぐその先で国道16号線と一部重複するのですが、その16号線と出会う交差点の大きな歩道橋を渡りながら地図を確認すると、旧道はどうやらこの県道を画面奥に向かって進むようです(p_q)


県道に入ってすぐの所で右に折れて100mあまり、ちょいと「浅間神社」に寄り道です(^.^)

鳥居の奥に見える社叢がずいぶんとこんもりしてますでしょ!?

実は木の生えている所は古墳でして、かなり高い円墳なのでああいう形に木が盛り上がっているのですよ(@。@)

そして淵源神社のお社は円墳の天辺にあります!


拝殿の脇を回り込めば、ご本殿は山の様に積まれた岩石で、浅間神社ですから言うまでもなくお山は富士山を象ったものなのでしょう(^人^)


それにしても富士塚の頂上に浅間様の祠が祀られているというのはよく目にしますが、ご本殿そのものが岩山というのが興味深かったです!

街道に戻りほぼ直線の道をどんどん進むと、やがて「喜多院」などを案内する表示が現れ既に「川越城下」であることが伺えます(^^)

もっともこの日は街道歩きが目的だったので、喜多院には行きませんでしたけどね!

喜多院までは足を伸ばしませんでしたが、街道沿いにある「川越八幡宮」にはお参りしました(^_-)-☆


手水舎に柄杓が置かれていなくて直接手で水を受けるのは新型コロナウィルスの感染対策と思われますが、柄杓が無い手水鉢に花が浮かべられていたのは嬉しいおもてなしでした♪


厳ついお顔の狛犬さんがマスクをしている姿が、おかしいやら可愛いやら・・・( ´艸`)


拝殿前には「七五三詣」の幟がはためいていました!

「七五三」というと11月のイメージですが、川越八幡宮では9月から12月中は、毎日「七五三祈願」を受け付けられているのだそうです(@。@)ホホォ~!

ずいぶんと期間が長いですけど、限られた時期に集中すると混雑しますし、コロナ禍にあっては「密回避」の意味でもありがたい対応ですね(^.^)

ご本殿横には「こころの小径」という境内社などが祀られたエリアがあり・・・


「こころの小径」の一番奥には、「一度に十人訴えを聞き分けた」とされる聖徳太子が、「ぐち聞きさま」と名付けられて祀られていました(^人^)

「ぐち」すなわち自分の心の悩みを打ち明けて心穏やかにお過ごしくださいというわけですが、「ぐち聞きさま」の前には腰掛が用意されていましたから、腰を据えてじっくり「ぐち」を聞いていただけそうですね(^笑^)