今日の散歩おじさん地域は朝から「明るい曇り空」で、午後3時を回った頃からは雲の切れ間が広がり日差しが眩しくなりました!
さて記事の方は船橋市内を「ぶらり」の最終回です!
寄り道コースの「ゲエロの池」の眺めを楽しんだ後、コースに戻ってから300m足らず南下すると、お次のスポットは「葛羅の井(かずらのい)」ですv(。・・。)イエッ♪
説明板に書かれていた「いかなる日照りにも水が涸れることはなく・・・」というのは、井戸にまつわる話としては良く聞きますが、「瘧失(ぎゃくしつ/主にマラリアの一種)を患う者がこの井の水を飲めば治るともいわれ・・・」という、まさに薬のような効能が信じられていたようです(@。@)
井戸の前にある石碑に刻まれた由来の碑文は、江戸時代の文人・太田南畝が文化9(1812)年に土地の人に頼まれて揮毫したものだそうで・・・
説明板には石碑を見物する永井荷風の写真も掲載されていました(@。@)ホホォ!
井戸はコンクリートで固められていますが、↑の画像から分かる通り、永井荷風が訪れた時には既に今と同じ姿だったようですね!?
現在では井戸水が飲用に供されることは無いようで、金魚たちがのんびりと泳いでいました(^.^)
葛羅の井から500mあまり進んだ国道14号線(千葉街道)沿いにあったのは「葛飾神社」です!
拝殿と御本殿の間にそびえる「クロマツ」は船橋市の天然記念物に指定されていて、大きく二つに分かれた幹が社殿を覆うよう枝を伸ばした姿が見事でした(p_q)
天気がイマイチで白っぽい空だったのが残念でしたが、それほど遠い所じゃないから、機会があったら青空の日に改めて見に行ってみよう~っと(^^)
葛飾神社の隣接する公園を通過した先には、ブロック塀で囲まれた石碑がありました!
道端に何気なく石碑があるような光景はよく目にしますが、ここはそれなりの広さをブロックで囲んで碑を守っているようですね(@。@)
ブロック塀の中の庚申塔に刻まれた建立年は「寛政十二」(1800)年ということで、江戸時代後期のものです!
因みに散歩おじさん自作の年表によれば、寛政12年は伊能忠敬が蝦夷を測量した年となっていますv(。・・。)イエッ♪
庚申塔を後に、この日最後のスポットを目指すと、ご覧のようなちょっとした「山」とでも呼ぶべき地形の場所に至りました!
最後のスポットはこの「山」の頂にあるようなので、右側に見える「山裾」の道を進んで向こう側に回り込みますと・・・
たしかに鳥居と、その先には「山」に登る参道がありました(^_-)-☆
えっちらおっちら参道を登った先で、いかつい狛犬さんが迎えてくださったのは「春日神社」です(^人^)
この小高い地形の場所は「江戸名所図会」には「春日山」として描かれているそうですから、低いとはいえ参道を登るのは登山気分でしたよ(^笑^)
春日神社にお参りした後、無事下山して千葉街道越しに南の方を見れば、すぐ先には西船橋の駅!
つまり春日神社は「駅近」の神社なのですよ(^.^)
・・・と言うことでそのまま西船橋の駅に到着して、この日の「ぶらり」を終了しました!
この度の「ぶらり」は興味深いものが多く、連載中の各記事の画像が多くなってしまいましたが、お付き合いくださったみなさん、ありがとうございました(^O^)