今日の東京地方は最高気温が11.6℃と「この時期らしい寒さ」だったものの、日が暮れてからの帰宅時に手袋が不要だったのは、ごく穏やかに感じられる風が南寄りだった~でしょうかねぇ!?
さて記事の方は江戸川区の文化財巡りの4回目、今回の連載の最終回です!
前回の記事の最後に載せました浄興寺さんから、またまた篠崎街道に戻りましてお次のスポットは、境内で催される「笹だんご行事」が区の無形文化財に登録されている「八雲神社」です!
・・・と言いましても「笹だんご行事」は7月(旧暦6月)の満月の日に行われるとのことですので、江戸川区のホームページから行事の様子を文章でご紹介します!
~笹だんご行事~
「無病息災を祈る行事です。旧暦6月15日、満月の日の夕方、八雲神社拝殿両脇の柱に長い笹をたて、参拝者には、青笹の小枝に御札とだんごをつけた笹だんごを授けます。
~江戸川区のホームページより~
夏の夕刻の行事を想像しつつお参りした後は同じく篠崎街道沿い、直線距離にして220mほどの所にあります「香取神社」へ移動です!
こちらの文化財はこれまた富士塚ということで、この日は半日の「ぶらり」の間に3つの富士塚をお参りすることになりました(^人^)
因みに連載の「~その一~」に載せた天祖神社の「上鎌田の富士塚」から「~その二~」に載せた豊田神社の「下鎌田の富士塚」までが直線距離にして900m足らず、「下鎌田の富士塚」からこちらの「今井の富士塚」までも900mあまりですので、わりと近い位置に富士塚が3基も造られたということですね!
前に見た2基と比べるとこちらの「登山道」は狭くて険しいですぞ(^^ゞ
山頂にはほとんどスペースが無く、「登頂」してしまうとお参りできないので、五合目辺りのようやく両足で立つことができるぐらいの足場からお参りしました(^人^)
頂上のお社の前には富士山を象った置物(?)の様なものが置かれていました!
橋なども作られていて箱庭風のオブジェにも見えるのですが、これはいったい何なのでしょう(?。?)
富士塚の麓には、寛延4(1751)年建立という「青面金剛の庚申塔」の緑に苔むした色もイイ感じでしたよ(^.^)
香取神社から最後のスポットへはスマホのマップを頼りに移動しましたが、車の奥に見える左に折れる細い道を案内されました(@o@)
よくこんな細い道まで知ってますよねぇ(^笑^)
そんな細い道を通ってたどり着いたのは、今回の「ぶらり」の最後のスポットであります誠心寺さんです!
こちらの境内では「誠心寺所在の庚申塔(寛文八年銘)」と「誠心寺所在の庚申塔(寛文十三年銘)」という名称で、2基の板碑型の文字庚申塔が区の登録文化財となっています!
向かって右側のちょっと高い方が「寛文八年銘」の庚申塔で、なるほどたしかに「寛文八」(1668年)の文字が確認できました(p_-)
もちろん左側の塔にも「寛文十三」(1673)年の文字が確認できます!
文字庚申塔という通り、表面には造立主の名前など刻まれていまして、↑「香取神社」の青面金剛と比べると庚申塔とは言いながら随分と雰囲気が違いますねぇ(@。@)
さてさて、何気なく「地元をぶらり」のつもりで歩き始めた文化財巡りは、想像していた以上に数が多くそれぞれ興味深く巡ることができました!
なお、区内の文化財はまだまだありますので、機会があればまた巡ってみたいと思っています!
そしてこのたびも連載にお付き合いくださったみなさん、ありがとうございました~(^o^)