壬生の町を「ぶらり」~その四~ | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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散歩おじさんが街中やら、公園やらを「ぶらり」した様子を載せています(^.^)

今日の散歩おじさん地域は、未明から明け方にかけての冷え込みが弱かったようで、朝の通勤時間帯もコート無しでOKなくらいの気温でした!

さて記事の方は壬生の町を「ぶらり」の最終回です!

前回の記事の最後に「次なるスポット」として森のような画像をアップしましたが、実は森の様に見えたのは国の史跡に指定されている「牛塚古墳」なのです!


・・・と言っても、ご覧の通り古墳の上には立派な木が繁っちゃっているので、前方後円墳だという墳丘の形は、近くまで行っても分かり辛かったのですが(^^;
説明板によれば「古墳時代後期」のものだそうですから、6世紀ごろ築かれた古墳なのでしょう!?

そして牛塚古墳の説明板の前でクルリと振り向けば、通りを挟んで「車塚古墳」があります!
車塚古墳は古墳時代終末期の円墳とのことですので、↑牛塚古墳とはザッと100年ほど後のものということになります!

もっとも6世紀にしろ7世紀にしろ、21世紀から見たらどちらも充分に「大昔」ですけどね(^笑^)

車塚古墳も大きな木に覆われていますが、近くまで行けば円墳であることがハッキリと確認でき・・・


さらには周溝や周堤と呼ばれる古墳の周りの堀や堤が、散歩おじさんの素人目にも分かる形で残っていました!

 

ところで散歩おじさんはこれまでにも古墳を記事にしたこともありますが、「古墳って登って良いの?」問題についてちょっと書いてみたいと思います(^^)

ご存知の通り古墳は古人のお墓ですから、例えば千葉県にあります「房総風土記の丘」の古墳群には、「古墳は昔のお墓です。登らないでください。」という札が立っています!

この様に明確に「ダメ!」って書いてあればもちろん登りませんが、栃木県の「下野風土記の丘」を訪れた際に見学した「摩利支天古墳」には鳥居があり墳丘には石段が設けられ、すっかり神社の態を成していたので、普通に神社にお参りするように後円部の頂にあるお社にお参りしました(^人^)

また日光道中の途中で寄り道した宇都宮市の「塚山古墳」に至っては、階段が設けられた墳丘に植栽が施され、ツツジを愛でつつ登ったこともあります!

そんな具合に古墳ごとに取り扱いもいろいろな様ですし、やたら登ったら古墳を傷める一因にもなるでしょうから、散歩おじさん的結論としては、登れるように階段が設けられている古墳については、古人のお墓であることを尊重しつつ登って、上に設けられたお社にお参りするなどしても良いのだろうなって思っています(^.^)

因みに今回ご紹介する牛塚古墳と車塚古墳はいずれも階段などは見当たりませんでしたので、登ったりせずに周りから観察してきましたよ!

古墳とは関係ない話なのですが、前日とこの日は着ていたブルゾンが邪魔になるくらいの気温になったんですけど、古墳の周りにホトケノザがたくさん咲いていてビックリでした(@。@)
今年はいつまでも暑かったりしたから、花も季節が分からなくなっちゃたのかもね(;^_^A

両古墳を後にして、しばらくしてから振り返るとこんな光景が見えました!
ちょっと距離があったので判然としませんが、手前の車塚古墳の上の木々越しに、奥の更に高い牛塚古墳の木が見えていたようです(p_q)

そして東武鉄道「国谷駅」に到着してこの日の「ぶらり」を終了しました(^^)


自動券売機があるので通常は使われていないのでしょうけど、こういう窓口が懐かしい~♪


最期に国谷駅のちょっと変わった構造をご紹介しますね!

ふつうの駅は上りと下りの線路が一本のホームの両側を走っているか、向かい合わせのホームの間を走っていますが・・・

お分かりになりますか? 国谷駅は上りと下りのホームが完全にズレているのですよ(@。@)
もちろんホームをずらしたのには理由があるのでしょうけど、「ぶらり」を楽しんだ後に、ユニークな駅から電車に乗れたのも面白い経験でした(^.^)

そしてこの度も連載にお付き合いくださったみなさん、ありがとうございま~っす(^O^)