「ハリーポッターと死の秘宝Part2」感想 | Holiday Life

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本日一本目に観た作品はこれでした^^

原作はほぼ読めなかったけど(笑)超面白かった!
今までの全部観てきたけど、個人的には今回が一番納得できたし好きでした。
これが最後だって思うと、感慨深く、3人の成長がすごく感じられました。

印象的だったのがセブルス。比較的静かながらに力強い演技をしてきた分、死に際に見せた切なくも優しく安らかな表情に衝撃と悲しさを覚えました。過去の映像で、リリーの亡骸を抱きしめて嘆き悲しむ姿は特に深く脳裏に焼き付いて、なんとも言えない息苦しさを与えてくれました。
それからドラコのシーン。両親に名まえを呼ばれて、一瞬戸惑った感じを見せた時、私は彼のことを少し好きになりました。死を覚悟して別れを告げたハリーの運命を理解し、悲しみを堪えて送りだすロンとハーマイオニーの友情をこえた絆も涙もの。困難を乗り越えて逞しく成長したネビルにも感動したし、ヴォルテモートも、分霊箱が次々と破壊されていく中で、人間らしい弱さや痛みを垣間見せ、キャラクター一人一人の人間ドラマが繰り広げられていることを深く実感することができたのが一番良かったと思います。

アクションシーンも迫力満点で、戦闘シーンは本当にそれこそ魔法がかかったかのように食い入って観てしまいました。多くの愛すべきキャラクターたちの成長やメッセージを詰め込んだフィナーレになったんじゃないかと思います。ネビルの「ハリーはいつでも僕たちの心の中にいる!!」っていう台詞は明言ですね。

一番最後の終わり方は、良くある映画の締め方みたいでちょっと残念だったかな。まぁ悪くはないけど、ただ戦いの後の描写が欲しかったです。

シリーズものが終わってしまう寂しさはありますが、仕上がりは最高に良かったです。
素晴らしい名作に感謝です。