先日、学生時代の友人と飲んだ際、ふたりとも戦前の歌にも興味があることを知ったのです。

その後、日を改め、ふたりでカラオケボックスに向かいました。

こんな歌はほかの人の前では歌えない、ここぞとばかり、校歌、軍歌、唱歌を歌いまくりました。

七五調の文語体の歌詞と、勇壮果敢、あるいは癒し系のメロディーが琴線に触れます。

残念ながら寮歌がDAMには入っていなかった。

 

ふたりで歌った歌のほんの一部

校歌:明治大学、法政大学、日本大学...

軍歌:月月火水木金金、若鷲の歌、同期の桜...

唱歌:鯉のぼり、箱根八里、花...

 

戦争を賛美するつもりはありませんが、多くの国民に口ずさまれた軍歌の名曲の数々を埋もれさせるのは実に惜しいです。

『月月火水木金金』などは替え歌としてフジテレビの「ドリフ大爆笑」のテーマソングに使われました。

新たな曲を作らず、安易に替え歌で済ませたのかと思っていましたが、そうではなかったようです。

軍歌は歌詞が戦後の日本にはそぐわないものの、そのメロディーは後世に伝えたいということで、子供からお年寄りにまで人気のあったドリフターズに歌わせたようです。

 

ドリフターズのレパートリーの各曲の原曲は以下のとおりです。

・「ドリフ大爆笑」の♪夜だ、8時だ⇒軍歌『月月火水木金金』

 【ドリフの軍歌】月月火水木金金

・「ドリフ大爆笑」の♪ド・ド・ドリフの大爆笑⇒俗謡『隣組』

 隣組 昭和の歌 ラジオ歌謡・国民歌謡 歌詞入り

・『ドリフのほんとにほんとにご苦労さん』⇒俗謡『軍隊小唄』

 【ドリフの軍歌】ほんとにほんとにご苦労さん 原曲版

・『ドリフのズンドコ節』⇒俗謡『海軍小唄』

 【ドリフの軍歌】ドリフのズンドコ節 原曲版

・「ドリフ大爆笑」の『さよならするのはつらいけど』⇒日本の歌『いい湯だな』

 デューク・エイセス いい湯だな 1978

あゝこの5人のうち3人と志村けんまでもが鬼籍に入ってしまいました。

こんな芸達者なグループは当分出ないでしょう。

 

原曲を聞いてちょっと驚いたのが『ドリフのズンドコ節』です。

♪汽車の窓から手を握り 送ってくれた人よりも...

の歌詞はほぼ原曲『海軍小唄』のままでした。

『月月火水木金金』は、戦意高揚のために国家が国民に歌わせた純粋な軍歌ですが、

『軍隊小唄』も『海軍小唄』も軍隊の辛さを面白おかしく歌った一般国民の愛唱歌ですね。

ただし、「月月火水木金金」のフレーズも、休日返上を嘆いた軍人のひと言が浸透したもののようです。